• あの凛田莉子が９年ぶりに帰ってきた。とはいえ、今回は時系列をシリーズ当初の１年前に巻き戻した設定となっている。万能鑑定士の看板を掲げてまだ間もないヒロインが、バンクシーやゴッホの作品、国宝の金印を巡り あの凛田莉子が９年ぶりに帰ってきた。とはいえ、今回は時系列をシリーズ当初の１年前に巻き戻した設定となっている。万能鑑定士の看板を掲げてまだ間もないヒロインが、バンクシーやゴッホの作品、国宝の金印を巡り、狡猾な窃盗団と渡り合う。天然系ヒロインの初々しい魅力に加え、『グアムの探偵』とのコラボをはじめとした、サービス精神溢れるコミカルな趣向の数々・・。徹頭徹尾楽しめること間違いなしだ。それにしても、驚異的なペースで作品を発表し続ける天才・松岡圭祐の頭には、いったいどれだけのアイデアが詰まっているのだろうか。 …続きを読む
  utinopoti27

  2021年09月08日
  158人がナイス！しています
• エピソード０。独立し、万能鑑定士Qの看板を立てたものの自分の鑑定眼に自信が持てない莉子。今回は、バンクシー、ゴッホ、漢委奴国王印。そして小笠原の代わりに「グアムの探偵」の親子が登場し新鮮な気分に。この エピソード０。独立し、万能鑑定士Qの看板を立てたものの自分の鑑定眼に自信が持てない莉子。今回は、バンクシー、ゴッホ、漢委奴国王印。そして小笠原の代わりに「グアムの探偵」の親子が登場し新鮮な気分に。このシリーズまだまだ読んでない未読本が残っていて、もう完全に沼。次どれを読もうかがうれしい悩みです。 …続きを読む
  aoringo

  2021年07月01日
  90人がナイス！しています
• この作品必要だったのかな、との素朴な疑問。シリーズ最後にして最初、最大の事件。この謳い文句にも何だかなぁ、との想いに駆られてしまって。2009年、凜田莉子が22歳、自分の鑑定に疑心暗鬼な、揺れ動く葛藤の様子 この作品必要だったのかな、との素朴な疑問。シリーズ最後にして最初、最大の事件。この謳い文句にも何だかなぁ、との想いに駆られてしまって。2009年、凜田莉子が22歳、自分の鑑定に疑心暗鬼な、揺れ動く葛藤の様子、ほんとに初々しさを強調して描かれてます。バンクシー作品、漢委奴国王印、ゴッホの絵とそれぞれの繋がりの中で得意の推理が徐々に確信に向かっていく表現には、やっぱりこれが真髄との想いを強くして。わざわざグアムの探偵とコラボすることもなかったのにな、との消極意見も。当初のジョークじゃないジョークには含み笑い。 …続きを読む
  Yunemo

  2020年08月15日
  88人がナイス！しています

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