角川文庫

ライオンの冬

愛しい人を守るため、男は銃を撃つ。

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2011年02月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
384
ISBN:
9784043832040
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角川文庫

ライオンの冬

愛しい人を守るため、男は銃を撃つ。

  • 著者 沢木 冬吾
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2011年02月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
384
ISBN:
9784043832040

愛しい人を守るため、男は銃を撃つ。

伊沢吾郎、82歳。旧日本陸軍狙撃手。現在は軍人恩給で暮らしながら、狩猟解禁期間には猟をし、静かに暮らしていたが、ある少年の失踪事件をきっかけに再び立ち上がることを決心する……。

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「ライオンの冬」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • ハードボイルドに特化しきらないところが、この著者の持ち味なのかな?と。最後まで読み終えて思ってみる。ジーンとくる余韻がとても素敵。山で静かに暮らす老人二人と女子高校生。政治的な思惑から彼らを護ろうとし ハードボイルドに特化しきらないところが、この著者の持ち味なのかな?と。最後まで読み終えて思ってみる。ジーンとくる余韻がとても素敵。山で静かに暮らす老人二人と女子高校生。政治的な思惑から彼らを護ろうとした者、奪おうとした者。どちらにしても彼らの生活に土足で踏み込んできたことには変わりない……と思ったら、日本政府何やってんの?身を守る術を知っていた老兵二人の戦い方が、カッコいいんだけど哀しい。老兵の血を引く女子高生の懸命な戦いぶりも含め「誰かのために」戦った人たちの物語。ラストシーンの続き、見てみたかった!→ …続きを読む
    みやこ
    2017年05月02日
    74人がナイス!しています
  • 戦後70年とはいえ戦争の傷跡は今なお残る。敗戦国、日本を今の政治家は理解しているのだろうか。戦争に駆り立てたのは政府である。その始末もつけないで「わが軍は・・・」等とのたまう大臣。戦争を知らない世代、 戦後70年とはいえ戦争の傷跡は今なお残る。敗戦国、日本を今の政治家は理解しているのだろうか。戦争に駆り立てたのは政府である。その始末もつけないで「わが軍は・・・」等とのたまう大臣。戦争を知らない世代、出兵を忌避できた財政界のおぼっちゃま達。戦争が好きな方達の御子息が一番に出兵の権利を与えられるならば、世のお偉方も平和を望んでくれるだろう。等と思わせる沢木さんの作品。二人の山じじぃの生き様・・愛する者を守る為に戦った姿。しっかり読ませて頂きました …続きを読む
    はつばあば
    2015年03月28日
    48人がナイス!しています
  • 戦時中、徴兵された経験を持つ老人達の活躍を描くアクション小説。彼らのホームグランドである山中での戦闘シーンは迫力満点。敵味方共にシビアな経歴が描かれ、単純な勧善懲悪では済まされない内容。彼らは共に権力 戦時中、徴兵された経験を持つ老人達の活躍を描くアクション小説。彼らのホームグランドである山中での戦闘シーンは迫力満点。敵味方共にシビアな経歴が描かれ、単純な勧善懲悪では済まされない内容。彼らは共に権力者達の愚劣な行為に翻弄された庶民なのだ。フィリピンの残留邦人が語られるが、歴史の授業で習った覚えが無い。これら重要な近代史に封印をするが如き姿勢には何かしら意図が有るのだろうか。主人公が命懸けで守るのは孫娘。その温かな交流がお話の底流を成し、殺伐さを緩和してくれた。初読みの作家さん。他の作品も是非読みたい。 …続きを読む
    エンリケ
    2017年05月22日
    33人がナイス!しています

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