一私小説書きの日乗 新起の章 堅忍の章 這進の章

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2026年01月23日
判型:
文庫判
ページ数:
688
ISBN:
9784041166581
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一私小説書きの日乗 新起の章 堅忍の章 這進の章

  • 著者 西村 賢太
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2026年01月23日
判型:
文庫判
ページ数:
688
ISBN:
9784041166581

最後の無頼派作家の日記文学、ついに完結

昼に起き、サウナで身を清め、新作の執筆にいそしむ。行きつけの酒場で酒を呑み、担当編集者と打ち合わせ、焼酎でひとり晩酌をする。テレビの仕事が徐々に減り、執筆に専念するなか、胸を去来する孤独と不安。平成から令和へ、そしてコロナ禍へと突入し、宴や球場観戦もかなわず、たまるストレスを師・藤澤清造のさらなる追慕作業で晴らす……。最後の無頼派作家が、死の直前まで綴ったライフワークの日記文学、ついに合本で完結!

2016年6月~2022年1月分収録
昼に起き、サウナで身を清め、新作の執筆にいそしむ。行きつけの酒場で酒を呑み、担当編集者と打ち合わせ、焼酎でひとり晩酌をする。テレビの仕事が徐々に減り、執筆に専念するなか、胸を去来する孤独と不安。平成から令和へ、そしてコロナ禍へと突入し、宴や球場観戦もかなわず、たまるストレスを師・藤澤清造のさらなる追慕作業で晴らす……。最後の無頼派作家が、死の直前まで綴ったライフワークの日記文学、ついに合本で完結!

2016年6月~2022年1月分収録

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

一私小説書きの日乗 新起の章
一私小説書きの日乗 堅忍の章
一私小説書きの日乗 這進の章
解説 阿部公彦

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「一私小説書きの日乗 新起の章 堅忍の章 這進の章」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 西村賢太絶筆の文章。最後の方は「ああもうすぐ死んでしまうのに」と思いながら読んでいた。五十男の満身創痍、コロナ禍の伏字宴、縮小する交友やTV出演、増える清造資料調査頻度、禁煙妄想、ちんけな旅…寂寥感が積 西村賢太絶筆の文章。最後の方は「ああもうすぐ死んでしまうのに」と思いながら読んでいた。五十男の満身創痍、コロナ禍の伏字宴、縮小する交友やTV出演、増える清造資料調査頻度、禁煙妄想、ちんけな旅…寂寥感が積み重なる。結果的に「師」のような無頼的な人生を送り、「師」の墓の真横に拵えた自らの生前墓に入ったのならば目出度しと言いたい(ところだが田中慎弥氏はリハックで西村のキャラ自演説を仄めかしている)。個人的には西村の生活に激しく類似する部分があるので(買淫ではなく飲食生活の方)、今後の私の生活改善のための読書。 …続きを読む
    mim42
    2026年03月08日
    11人がナイス!しています
  • 「芝公園六角堂跡」への思い入れを感じたり、絶筆「雨滴は続く」の連載が始まっていたり。解説で阿部氏が触れていたが、各編集者の人々もそれぞれキャラの立った登場人物に思えてくる。清造資料整理の時間も多く、師 「芝公園六角堂跡」への思い入れを感じたり、絶筆「雨滴は続く」の連載が始まっていたり。解説で阿部氏が触れていたが、各編集者の人々もそれぞれキャラの立った登場人物に思えてくる。清造資料整理の時間も多く、師に関連する全ての行動に一番の喜びを感じているように思う。「いつも通り」のものを書き続ける自負と誇りについてのくだりは印象に残り、ここがブレないのは魅力でもある。北町貫多名のサイン本、今は誰が手にしているのだろう。体の不調はたびたび記されるものの、亡くなったのはあまりにも突然。現在もこのまま続いていそうな日記。 …続きを読む
    みじんこ
    2026年03月06日
    8人がナイス!しています
  • 没後4年経過2日前に読了。そして、這進の章をもって「一私小説書きの日乗」も終了となりました。最終章である「這進の章」は、コロナ禍における日乗ということもあり、「あの頃」の空気と健康状態の悪化を反映した 没後4年経過2日前に読了。そして、這進の章をもって「一私小説書きの日乗」も終了となりました。最終章である「這進の章」は、コロナ禍における日乗ということもあり、「あの頃」の空気と健康状態の悪化を反映した重く淡々とした内容がひたすら綴られ、また、これまでは軽く読み流していた日付も、どこか不吉な「カウントダウン」のように思え、読み進めるのが少し辛かったです。ただ、西村賢太という私小説書きが、最後まで己の生きたいように生きた記録を見届けることができたのは良かったです。しかし、やはり「結句、慊い」です。 …続きを読む
    KBTM
    2026年02月03日
    7人がナイス!しています

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