一私小説書きの日乗

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2014年10月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
320
ISBN:
9784041020456
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一私小説書きの日乗

  • 著者 西村 賢太
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2014年10月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
320
ISBN:
9784041020456

新時代の無頼派作家、西村賢太の生活と意見。

2011年3月から2012年5月までを綴った、平成無頼の私小説家・西村賢太の虚飾無き日々の記録。賢太氏は何を書き、何を飲み食いし、何に怒っているのか。あけすけな筆致で綴る、ファン待望の異色の日記文学、第一弾。 2011年3月から2012年5月までを綴った、平成無頼の私小説家・西村賢太の虚飾無き日々の記録。賢太氏は何を書き、何を飲み食いし、何に怒っているのか。あけすけな筆致で綴る、ファン待望の異色の日記文学、第一弾。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「一私小説書きの日乗」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 日記を読んでも小説を読んでも、西村賢太だ。ただただ日々の予定と仕事と飲食なんかを素直に綴っているだけなのに、妙に面白いのね。ねちっこいんだけれど、可愛くて憎めない感じ。元来、真面目で繊細なんだろう。感 日記を読んでも小説を読んでも、西村賢太だ。ただただ日々の予定と仕事と飲食なんかを素直に綴っているだけなのに、妙に面白いのね。ねちっこいんだけれど、可愛くて憎めない感じ。元来、真面目で繊細なんだろう。感情の制御にやや(?)問題はあるが、芥川賞受賞後はその辺をひっくるめての個性が認められつつあるから、このまま生きて欲しい。ただね、この暴飲暴食生活(改めて書かれると凄すぎる)だと、長生きは出来ないかな?でも、変えるつもりはなさそうだから、いいのか?彼が全身全霊傾ける藤澤淸造、読んでみなきゃ。田畑氏が見たい(笑) …続きを読む
    ワニニ
    2014年10月30日
    47人がナイス!しています
  • ☆☆☆★ 買淫と堂々と書いたり、編集者を面罵したりと、私小説そのものの日常が描かれている。印税がどんなに入っても、食生活が貧しいのも、ある意味生き方を貫いている。毎晩宝焼酎を一本も空けてれば早死にするのも ☆☆☆★ 買淫と堂々と書いたり、編集者を面罵したりと、私小説そのものの日常が描かれている。印税がどんなに入っても、食生活が貧しいのも、ある意味生き方を貫いている。毎晩宝焼酎を一本も空けてれば早死にするのも納得。 …続きを読む
    メタボン
    2023年06月17日
    29人がナイス!しています
  • 本当にただのシンプルな日記なんだけど、どこか味わい深くて、めちゃくちゃ面白い。と、思ったらレビューを見ると意外と賛否両論。確かに身近にいたら大変だろうなぁ、編集者はつらいなぁ、食生活ひどいなぁ、風俗よ 本当にただのシンプルな日記なんだけど、どこか味わい深くて、めちゃくちゃ面白い。と、思ったらレビューを見ると意外と賛否両論。確かに身近にいたら大変だろうなぁ、編集者はつらいなぁ、食生活ひどいなぁ、風俗よく行くなぁ、など色々思うところはあるが、たとえば2011年3月11日については一切記述していなかったり、小説を書くことについては真摯だったり、一度受けた恩を大事にしたり、芯の部分は誠実な人だとよく分かる。 …続きを読む
    こうすけ
    2022年06月19日
    28人がナイス!しています

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