戦国大名と国衆 電子版
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発売日:
2018年12月21日
商品形態:
電子書籍

戦国大名と国衆

  • 著者 平山 優
発売日:
2018年12月21日
商品形態:
電子書籍

領国支配と軍事編成――その中核に誰がいたのか。

戦国大名の領国は、軍事侵攻で制圧した直轄支配地域と、彼らに従属した「国衆」(先方衆とも)が排他的に支配する「領」(「国」)とでモザイク状に構成されていた。この戦国期固有の領主たちはいかに誕生したのか。大勢力の狭間で翻弄されながらも、その傑出した実力で戦国大名とどのような双務的関係を結び、彼らの権力構造にいかなる影響を及ぼしていたのか。武田氏を主軸に、史料渉猟から浮かび上がる国衆の成立・展開・消滅の歴史を追い、戦国大名の領国支配と軍事編成の本質を総括・通覧する。

はじめに
第一章 戦国期の国衆と先方衆
第二章 室町期国人領主の成立と展開
第三章 国人領主から国衆へ
第四章 戦国大名領国下の国衆「領」(「国」)
第五章 国衆の武田氏従属
第六章 先方衆としての国衆と武田氏
終 章 武田氏滅亡と国衆
参考文献一覧
あとがき

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「戦国大名と国衆」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 司馬遼太郎の時代にはなかった国衆という概念は、戦国期理解に欠かせぬものとして時代小説にも浸透しつつある。単に大名に服属した中小領主と思われがちだが、大きな自治権を有し大名権力をも左右した実態は相当複雑 司馬遼太郎の時代にはなかった国衆という概念は、戦国期理解に欠かせぬものとして時代小説にも浸透しつつある。単に大名に服属した中小領主と思われがちだが、大きな自治権を有し大名権力をも左右した実態は相当複雑だ。著者の専門である武田氏を取り上げて、その成立から大名と国衆の関係がどう変わってきたかを史料に基づき明らかにする。勝頼を見限って一斉に離反したのが武田滅亡の原因となったとは、間違いなく戦国史を動かす存在といえる。伊達や毛利、大友や島津でも国衆と大名の関係が注目されており、新たな歴史研究の先駆的業績といえる。 …続きを読む
    パトラッシュ
    2020年11月07日
    46人がナイス!しています
  • 武田氏領国を例として、室町期の国人領主から戦国期の国衆へ、そして国衆の終焉までを追う。「戦国大名」「国人」「国衆」などについて歴史学の用語としての概念規定の問題にこだわっているのは、他の地域・時代の研 武田氏領国を例として、室町期の国人領主から戦国期の国衆へ、そして国衆の終焉までを追う。「戦国大名」「国人」「国衆」などについて歴史学の用語としての概念規定の問題にこだわっているのは、他の地域・時代の研究でも良い手本になりそう。本論の方では、大名と国衆との関係が江戸期の幕府・将軍と大名との関係のひな形として生かされているのかなと感じた。続考として、国衆の終焉の過程をもう少し詳しく読みたい。 …続きを読む
    さとうしん
    2019年01月12日
    13人がナイス!しています
  • 家中の支持を得ないと追放されちゃう国衆当主。そしてそれら国衆が自分たちの戦力に欠かせない大名家。国衆と大名家はGive&Takeの関係。一般的に身分が上の人が下の人を支配する、という考え方は通用しない 家中の支持を得ないと追放されちゃう国衆当主。そしてそれら国衆が自分たちの戦力に欠かせない大名家。国衆と大名家はGive&Takeの関係。一般的に身分が上の人が下の人を支配する、という考え方は通用しない時代。 …続きを読む
    m__akiyoshi
    2019年08月29日
    6人がナイス!しています

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