ワン・モア 電子版
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発売日:
2015年01月24日
商品形態:
電子書籍

ワン・モア

  • 著者 桜木 紫乃
発売日:
2015年01月24日
商品形態:
電子書籍

人を好きになるということは、こんなに格好の悪いことだったろうか――

どうしようもない淋しさにひりつく心。月明かりの晩よるべなさだけを持ち寄って躰を重ねる男と女は、まるで夜の海に漂うくらげ――。切実に生きようともがく人々に温かな眼差しを投げかける絆と再生の物語。
  • カドフェス2021
    カドフェス2021

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「ワン・モア」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 高校の同級生3人を軸とした連作短編集。各話に絶望や涙、死の影があるが、最後は幸福な結末となる。桜木紫乃さんの作品では異色だろう。だが読後感は清々しい。個人的には「おでん」での亮太と詩緒の話が好きです。 高校の同級生3人を軸とした連作短編集。各話に絶望や涙、死の影があるが、最後は幸福な結末となる。桜木紫乃さんの作品では異色だろう。だが読後感は清々しい。個人的には「おでん」での亮太と詩緒の話が好きです。絶望のラストと思いながら、エピローグでしっかり救いがある。このエピローグでの幸福感が非常に目映い。各話を通して「死」を感じる絶望感がある。そこを乗り越えたからこそ、エピローグが輝くと思う。人生は様々なことが起こる。必要以上に絶望しなくても良い。希望と可能性を信じて生きていけば良いと思わせてくれた上質な短編集。 …続きを読む
    yoshida
    2017年11月13日
    232人がナイス!しています
  • 『死』というものと対峙することによって、逆に、生きること、愛すること、そして繋がることの大切さとその喜びを謳ったこの作品。そう、人が力強く歩んで行く、力強く生きていく、そして力強く繋がっていく、そんな 『死』というものと対峙することによって、逆に、生きること、愛すること、そして繋がることの大切さとその喜びを謳ったこの作品。そう、人が力強く歩んで行く、力強く生きていく、そして力強く繋がっていく、そんな未来を垣間見ることのできる喜び、それこそがこの作品の結末に描かれる光景の先にある物語。主人公達の人としての優しさと、人と人との繋がりの先に未来に続いていくそれぞれの道を垣間見るこの作品。しっとりと描かれるその作品世界の中に『死』と対峙することで見えてくる『生』の素晴らしさと喜びがふっと浮かび上がる絶品でした。 …続きを読む
    さてさて
    2021年05月01日
    222人がナイス!しています
  • ★★★★ 「大人の恋愛」といえばお洒落に響くけど、本作で表現されているのは、狡くてかっこ悪くてどうしようもない恋愛。大団円を迎えるのは紫乃先生らしくないけど、美和の犬の名前には一片の狂気を感じた。 ★★★★ 「大人の恋愛」といえばお洒落に響くけど、本作で表現されているのは、狡くてかっこ悪くてどうしようもない恋愛。大団円を迎えるのは紫乃先生らしくないけど、美和の犬の名前には一片の狂気を感じた。
    やっさん
    2019年06月15日
    158人がナイス!しています

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