ワン・モア

ワン・モア

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2011年11月28日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
192
ISBN:
9784041100578

ワン・モア

  • 著者 桜木 紫乃
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2011年11月28日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
192
ISBN:
9784041100578

傷はいつかふさがり、ふたたび生まれ変わるだろう――

月明かりの晩、よるべなさだけを持ち寄って肌をあわせる男と女。死の淵の風景から立ちあがる、生の確かなきらめき。つまずいても傷ついても、人生は何度でもやり直せる、きっと――。 月明かりの晩、よるべなさだけを持ち寄って肌をあわせる男と女。死の淵の風景から立ちあがる、生の確かなきらめき。つまずいても傷ついても、人生は何度でもやり直せる、きっと――。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「ワン・モア」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 桜木さんの作品は大体読了済ですが、どうしてこの作品をもっと早くに読んでおかなかったのだろうと、とても後悔するくらい素晴らしい作品でした。正直、桜木さんの作品は全体的に「救いのない暗さ」がウリなのかもし 桜木さんの作品は大体読了済ですが、どうしてこの作品をもっと早くに読んでおかなかったのだろうと、とても後悔するくらい素晴らしい作品でした。正直、桜木さんの作品は全体的に「救いのない暗さ」がウリなのかもしれませんが、どうしてかこんなポジティブな内容のお話も書ける方なんだと驚きました。オープニングの章を読み終えたときはいつもの桜木ワールドかと思いましたが、次々にキャラが生き生きしてきて、こんなにもクリアな桜木作品は他にないと思います。桜木さんの‘暗さ’が苦手な方も今作だけは別モノなので、是非ぜひ読んでください! …続きを読む
    おしゃべりメガネ
    2013年12月06日
    174人がナイス!しています
  • 解説の冒頭。絶品である・・・まさにこの言葉が当てはまる、素晴らしい小説でした。桜木柴乃の本で初めてハッピーエンドになる本を読んだ気がする。死ぬ、生きる、愛する、繋がる・・が全て凝縮された素晴らしい本だ 解説の冒頭。絶品である・・・まさにこの言葉が当てはまる、素晴らしい小説でした。桜木柴乃の本で初めてハッピーエンドになる本を読んだ気がする。死ぬ、生きる、愛する、繋がる・・が全て凝縮された素晴らしい本だった。読みながら登場人物を応援してしまう自分がいた。最後は登場人物が皆愛する人と共に生きていく。主人公の美和にも愛する人が現れなかったのが残念でした。今年、初読みした小説は素晴らしかった。 …続きを読む
    やんちゃジジイ
    2017年01月02日
    160人がナイス!しています
  • 桜木さんあっぱれ。誰もが、暗いい過去を持ちながら、今の自分のために一生懸命に生きている。短編の繋がりが、人と人の繋がりにドラマを感じさせられる。ミラクルは起こすもの、力強い生き方で。トキワ書店の店長、 桜木さんあっぱれ。誰もが、暗いい過去を持ちながら、今の自分のために一生懸命に生きている。短編の繋がりが、人と人の繋がりにドラマを感じさせられる。ミラクルは起こすもの、力強い生き方で。トキワ書店の店長、良かった。ラストは安堵でした。 …続きを読む
    2015年12月22日
    134人がナイス!しています

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