俺と師匠とブルーボーイとストリッパー

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2023年12月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784041141007
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俺と師匠とブルーボーイとストリッパー

  • 著者 桜木 紫乃
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2023年12月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784041141007

あの冬の1か月、たしかに僕らは家族だった。

「あんた、葬式来る?」博打うちだった父の訃報を聞いても、キャバレーの下働きで糊口をしのぎ、廃屋のような寮に帰って寝るだけの章介の生活は何も変わらなかった。しかしこの年末は、キャバレーに出演する3人の芸人が、1か月共に寮で暮らすという。手品ができないマジシャンに女言葉の男性歌手、年齢不詳の踊り子。苦労の多い人生を送りながらも毎夜フロアを沸かせる3人に囲まれ、やがて章介は「淋しい」という感情を思い出していく――。舞台で出会った4人の共同生活が、1人の青年の人生を変えてゆく。
『家族じまい』『ホテルローヤル』の桜木紫乃が贈る、著者史上一番笑って泣ける”家族”小説。
「あんた、葬式来る?」博打うちだった父の訃報を聞いても、キャバレーの下働きで糊口をしのぎ、廃屋のような寮に帰って寝るだけの章介の生活は何も変わらなかった。しかしこの年末は、キャバレーに出演する3人の芸人が、1か月共に寮で暮らすという。手品ができないマジシャンに女言葉の男性歌手、年齢不詳の踊り子。苦労の多い人生を送りながらも毎夜フロアを沸かせる3人に囲まれ、やがて章介は「淋しい」という感情を思い出していく――。舞台で出会った4人の共同生活が、1人の青年の人生を変えてゆく。
『家族じまい』『ホテルローヤル』の桜木紫乃が贈る、著者史上一番笑って泣ける”家族”小説。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「俺と師匠とブルーボーイとストリッパー」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • この物哀しいのに明るい、そして前に進んでいく話、大好きだ♡ 桜木紫乃作品は3冊目、初の明るい作品✨ 舞台は作者出身地の釧路のキャバレー『パラダイス』 主人公はそこで下働きをしている青年:章介。パラダイスに この物哀しいのに明るい、そして前に進んでいく話、大好きだ♡ 桜木紫乃作品は3冊目、初の明るい作品✨ 舞台は作者出身地の釧路のキャバレー『パラダイス』 主人公はそこで下働きをしている青年:章介。パラダイスに年末年始のショータレント3人がやって来る。北東の果ての凍てつく土地の哀愁と、いろんな人生を背負った人たち。タレント達と共同生活をする内に、章介も成長していくのだ。ブルーボーイという表現を初めて知った。シャンソン歌手やストリッパー、マジシャンの海千山千の人生論に唸った。今年のベスト10ランクイン候補⭐️ …続きを読む
    セシルの夕陽
    2024年04月04日
    59人がナイス!しています
  • 桜木紫乃さんの本はほぼほぼ読んでるけど、本作は輝くNo.1✨✨✨読み終わった瞬間思う。 めっちゃ続き読みたい。 なんだかね読みながら我も一緒にそこに「居る」ような気がしてたもんね。 いやもうハート鷲掴み✨ 切 桜木紫乃さんの本はほぼほぼ読んでるけど、本作は輝くNo.1✨✨✨読み終わった瞬間思う。 めっちゃ続き読みたい。 なんだかね読みながら我も一緒にそこに「居る」ような気がしてたもんね。 いやもうハート鷲掴み✨ 切ないけど良きお話しでございました。 そうそう木崎さんが脳内で安田顕さんに変換😍うふふ …続きを読む
    猫ぴょん
    2024年04月14日
    50人がナイス!しています
  • 北海道の寒い冬を舞台に、場末のキャバレーの下働きの章介が自分の生きる道を探って行く物語。手品ができないマジシャン、大女みたいな男の歌手、年増の踊り子の3人の芸人と1ヶ月一緒に暮らす章介が変わっていくの 北海道の寒い冬を舞台に、場末のキャバレーの下働きの章介が自分の生きる道を探って行く物語。手品ができないマジシャン、大女みたいな男の歌手、年増の踊り子の3人の芸人と1ヶ月一緒に暮らす章介が変わっていくのが愛おしい。続きがあるなら読みたい。 …続きを読む
    カブ
    2024年01月31日
    45人がナイス!しています

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