個人教授 電子版
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発売日:
2017年09月09日
商品形態:
電子書籍

個人教授

  • 著者 佐藤 正午
発売日:
2017年09月09日
商品形態:
電子書籍

さまざまな人々とめぐり会いながら、ぼくは彼女の行方を追う。

桜の花が咲くころ、休職中の新聞記者であるぼくは一つ年上の女と酒場で再会し、一夜をともにする。そして数ヵ月後、酒場を再び訪れたぼくが聞いたのは、二十八歳の彼女は妊娠しているという噂だった。


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「個人教授」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • この人の初期作品に通う空気のようなものを感じた。若くてやや過剰な自意識のようなもの。こんな寄る辺のなさげな男だから、かえってモテるんだろうな。まぁ端からみたら最低なんだろうけど、女たちは彼に対して怒っ この人の初期作品に通う空気のようなものを感じた。若くてやや過剰な自意識のようなもの。こんな寄る辺のなさげな男だから、かえってモテるんだろうな。まぁ端からみたら最低なんだろうけど、女たちは彼に対して怒ってはいても、けっして嫌いにはなっていない。彼は古い観念に囚われているけど、作家はすでにそれを乗り越えて新しいところに立っている気がする。そして、人は生きていくためには誰かを教授にしないといけない。たとえそれが酒場であっても。 …続きを読む
    巨峰
    2017年11月09日
    66人がナイス!しています
  • 「正午派」の中でご本人が、連載2回落としたくらい当時の私生活が最悪でその反映をこの小説に見てしまうと書いていたが、いったんダメになった男がなんとか再生に向かっていくいかにも佐藤正午らしい話がこつこつ描 「正午派」の中でご本人が、連載2回落としたくらい当時の私生活が最悪でその反映をこの小説に見てしまうと書いていたが、いったんダメになった男がなんとか再生に向かっていくいかにも佐藤正午らしい話がこつこつ描かれていて私は好感が持てた。実際は柄の悪い飲んだくれの男のセリフを脳内で「教授」に作り変えるところなど、書くもの全てが創作の佐藤正午の面目躍如。その「教授」や探偵とのやりとりから孤独や心細さが透けて見えてなんとも愛おしい。 …続きを読む
    tomomi
    2017年10月05日
    34人がナイス!しています
  • 【図書館】不可解なものが多すぎる。なかでも女ほどわからないものはない。本作の主人公はなぜモテるのか?(そこかよ!)拠り所を求めて男にすがるくせに、別れる前にはちゃんと次の道筋(次の男とか)を用意してい 【図書館】不可解なものが多すぎる。なかでも女ほどわからないものはない。本作の主人公はなぜモテるのか?(そこかよ!)拠り所を求めて男にすがるくせに、別れる前にはちゃんと次の道筋(次の男とか)を用意している(なんか悔しい)。世間に疲れ、酒と女に逃れ、一年を無為に過ごす男。誰にも指図されず自由に生きる「教授」の生き様に憧れ、救いを求めるのは男の弱さゆえか。なんともやるせなさが残る。男とはこうまでも弱い生きものなのか。フラれ続けた我が人生。あ〜無情。 …続きを読む
    かんちゃん
    2016年08月18日
    24人がナイス!しています

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