愛蔵版〈古典部〉シリーズII クドリャフカの順番・遠まわりする雛

愛蔵版〈古典部〉シリーズII クドリャフカの順番・遠まわりする雛

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2023年10月25日
判型:
四六変形判
商品形態:
単行本
ページ数:
432
ISBN:
9784041124611

愛蔵版〈古典部〉シリーズII クドリャフカの順番・遠まわりする雛

  • 著者 米澤 穂信
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2023年10月25日
判型:
四六変形判
商品形態:
単行本
ページ数:
432
ISBN:
9784041124611

青春ミステリの金字塔シリーズ愛蔵版第2弾。貴重な著者自筆資料を収録!

〈古典部〉シリーズ第3作『クドリャフカの順番』と第4作『遠まわりする雛』を1冊に合本し、函入り単行本として刊行します。
巻末付録として、著者と文化祭の思い出や創作の裏側に触れる特別編集「米澤穂信と文化祭」(コミックス「氷菓」著者あとがき再編成)と、「クドリャフカの順番」執筆時の自筆資料を収録。
〈古典部〉シリーズ第3作『クドリャフカの順番』と第4作『遠まわりする雛』を1冊に合本し、函入り単行本として刊行します。
巻末付録として、著者と文化祭の思い出や創作の裏側に触れる特別編集「米澤穂信と文化祭」(コミックス「氷菓」著者あとがき再編成)と、「クドリャフカの順番」執筆時の自筆資料を収録。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

・クドリャフカの順番
・遠まわりする雛
・特別編集「米澤穂信と文化祭」
・「クドリャフカの順番」執筆時資料

「愛蔵版〈古典部〉シリーズII クドリャフカの順番・遠まわりする雛」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • ●白函入りの濃緑の書籍には、英訳表題が金字で刻まれ、カバーには「あれからずっと、僕らは古典部。」と記される。上古の魔術書の如く荘厳な装幀だ。●長編「クドリャフカの順番」では、ABC殺人事件を始めとしたア ●白函入りの濃緑の書籍には、英訳表題が金字で刻まれ、カバーには「あれからずっと、僕らは古典部。」と記される。上古の魔術書の如く荘厳な装幀だ。●長編「クドリャフカの順番」では、ABC殺人事件を始めとしたアガサ・クリスティの有名推理小説を読みたくなったり、飛騨の郷土料理「ぎせ焼き」が食べたくなったりした。●短編集「遠まわりする雛」は、全7短編いずれもハズレなし。うち「大罪を犯す」では、主人公ら高校生4名が賑々しくダベる放課後のシーンに、懐かしい気持ちが込み上げてきて、特に印象深かった。 …続きを読む
    カピバラKS
    2024年04月10日
    43人がナイス!しています
  • 青春の光りと影、それを描かれている。文化祭では期待、才能。祭りでは想いと言葉。奉太郎、千反田、伊原、里志、それぞれの胸に秘める気持ちを覗けるのは限りなく貴重なものなんだと改めて思いました。ブログにてht 青春の光りと影、それを描かれている。文化祭では期待、才能。祭りでは想いと言葉。奉太郎、千反田、伊原、里志、それぞれの胸に秘める気持ちを覗けるのは限りなく貴重なものなんだと改めて思いました。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/11/07/210000 …続きを読む
    ツバサ
    2023年11月07日
    11人がナイス!しています
  • 「眠れなくて、そっと家を出ました。」文化祭の喧騒の中で描かれる他人への期待。前半は表を、後半は裏を描く。物語の橋渡しの方法が非常に巧く、各々の理想からの乖離が我々に苦味をもたらしてくる。青春ミステリの 「眠れなくて、そっと家を出ました。」文化祭の喧騒の中で描かれる他人への期待。前半は表を、後半は裏を描く。物語の橋渡しの方法が非常に巧く、各々の理想からの乖離が我々に苦味をもたらしてくる。青春ミステリの傑作。「いいえ。もう春です」古典部としての一年は高校生としての一年であり、どれだけ多くのことが彼ら彼女らの行先に影響を与えたのだろうか。少しずつ自分自身がどういう者かを理解し、他者への理解も深めていく。あと二年も残っているから。自分と、他者と、向き合う時間は十分に与えられているだろう。 …続きを読む
    ほたる
    2023年11月05日
    11人がナイス!しています

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