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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2021年06月02日
判型:
四六変形判
商品形態:
単行本
ページ数:
448
ISBN:
9784041113936

黒牢城

  • 著者 米澤 穂信
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2021年06月02日
判型:
四六変形判
商品形態:
単行本
ページ数:
448
ISBN:
9784041113936

信長を裏切った荒木村重と囚われの黒田官兵衛。二人の推理が歴史を動かす。

本能寺の変より四年前、天正六年の冬。織田信長に叛旗を翻して有岡城に立て籠った荒木村重は、城内で起きる難事件に翻弄される。動揺する人心を落ち着かせるため、村重は、土牢の囚人にして織田方の軍師・黒田官兵衛に謎を解くよう求めた。事件の裏には何が潜むのか。戦と推理の果てに村重は、官兵衛は何を企む。デビュー20周年の到達点。『満願』『王とサーカス』の著者が挑む戦国×ミステリの新王道。

戦と推理、劇的人間ドラマ

信長に叛した荒木村重と智将・黒田官兵衛、閉ざされた城での推理戦


メディアミックス情報

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「黒牢城」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 著者の新作は何と歴史もの。それも戦国の世で信長に反旗を翻したことで名の知れる荒木村重が主役。どんな感じかと読み進めたが、このじっくりじわじわと読み手を物語に引き摺り込む感じは米澤さんらしい(ちょっとく 著者の新作は何と歴史もの。それも戦国の世で信長に反旗を翻したことで名の知れる荒木村重が主役。どんな感じかと読み進めたが、このじっくりじわじわと読み手を物語に引き摺り込む感じは米澤さんらしい(ちょっとくどさもあるがそれも味)。さらに本格ミステリの定番手法も盛り込まれている。村重はなぜ黒田官兵衛を殺さず幽閉したのかという史実の謎が巧みに用いられ、二人の知謀者の鋭敏な思惑が対峙するのが良かった。そして黒牢の城の内が一年もの間に見せた無常な移ろいの様が得も言われぬ感傷をもたらす。人は城、まさにと思えた。 …続きを読む
    buchipanda3
    2021年06月12日
    102人がナイス!しています
  • 戦国小説とミステリ小説にちょっと『羊たちの沈黙』風味も入った今までに読んだことのない形の小説。第一章は雪密室の謎をハウダニットから解き、第二章は大将首がどちらか?を巧みな伏線で導き、第三章は二重殺人を 戦国小説とミステリ小説にちょっと『羊たちの沈黙』風味も入った今までに読んだことのない形の小説。第一章は雪密室の謎をハウダニットから解き、第二章は大将首がどちらか?を巧みな伏線で導き、第三章は二重殺人を逆転の発想で明らかにする。連作短編のように読んでいたが第四章で見逃されてきた「なぜ」が裏に隠された真相に繋がるカタルシスと、動機の「なぜ」が村重の根幹を揺るがす脅威に鳥肌が立つ。村重と共に読者にも突きつけられる戦国時代の地獄は、戦国小説へのミステリからのカウンターのようにも思えた。 …続きを読む
    geshi
    2021年06月04日
    45人がナイス!しています
  • 戦国×ミステリ。荒木村重が信長に反旗を翻し、有岡城に籠城しているところへ、黒田官兵衛が使者として訪れて地下の土牢に幽閉される。私は全然歴史に詳しくなくて、両者ともギリ名前は聞いたことあるかも…?なのだ 戦国×ミステリ。荒木村重が信長に反旗を翻し、有岡城に籠城しているところへ、黒田官兵衛が使者として訪れて地下の土牢に幽閉される。私は全然歴史に詳しくなくて、両者ともギリ名前は聞いたことあるかも…?なのだけど、もしかして荒木村重は卑怯者の代名詞的な人物なのかな? かつては主君を追い落として成り代わった村重が、今では自分が追い落とされかねない立場になっている。信じられる者はなく、話相手は地下牢の官兵衛のみ。全体的に重厚で陰鬱。光のない湿った地下牢に一年とか、発狂しそう。苦い読み味でした。サイン本。 …続きを読む
    タカギ
    2021年06月10日
    27人がナイス!しています

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