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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2016年09月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784041019481

燻り

  • 著者 黒川 博行
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2016年09月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784041019481

9組の悪党たちの末路は――。『破門』の直木賞作家による犯罪小説集。

「ええな、抜け駆けと裏切りはなしやぞ」便利屋を生業とする長尾のもとに、ある社長令嬢の不倫現場を隠し撮りしたビデオが持ち込まれた。旧知の総会屋と手を組み、長尾は一獲千金をもくろむが――(「地を払う」)。拳銃を運ぶチンピラ、盗品を売りさばく骨董屋、パチンコ店を強請る2人組。関西の裏社会でくすぶり続ける男たちが、9つの事件を巻き起こす。哀しくも愛すべき悪党たちを直木賞作家が描いた、出色の犯罪小説集。

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「燻り」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 情けない悪党ばかり。ちょいと欲を出したり、すけべ心が過ぎたり、断れずにずるずるっと引き摺られたり…。しっかりせい!やられたままでおるな!と、ため息つきたくなるような、どうしょうもない男たち。悪い事する 情けない悪党ばかり。ちょいと欲を出したり、すけべ心が過ぎたり、断れずにずるずるっと引き摺られたり…。しっかりせい!やられたままでおるな!と、ため息つきたくなるような、どうしょうもない男たち。悪い事するなら、もっと腰をすえてやらんかい!ってとこかなあ。 …続きを読む
    ケイ
    2017年02月10日
    148人がナイス!しています
  • 9編の短編集。だからこそのスピード感。よくも9つも子悪党を気持ち良く落としてくれる技量に感服。地に堕ちた時の心理描写が目に浮かぶ。お気に入りは「二兎を追う」「迷い骨」が特に良かった。 9編の短編集。だからこそのスピード感。よくも9つも子悪党を気持ち良く落としてくれる技量に感服。地に堕ちた時の心理描写が目に浮かぶ。お気に入りは「二兎を追う」「迷い骨」が特に良かった。
    のり
    2018年09月29日
    97人がナイス!しています
  • 美味い話には裏がある。人間欲をかくとしっぺ返しをくらうに決まってる。天網恢恢疎にして漏らさず、お天道様はみてますよ。ってな話が9編。黒川さん流の関西弁で欲張りな人間どもが犯罪を犯す様子を書かれるとコミ 美味い話には裏がある。人間欲をかくとしっぺ返しをくらうに決まってる。天網恢恢疎にして漏らさず、お天道様はみてますよ。ってな話が9編。黒川さん流の関西弁で欲張りな人間どもが犯罪を犯す様子を書かれるとコミカルであり、ちょっと怖ささえ感じる面白さ。こうなるだろうなって思う所に着地してくれるのでその部分では少し物足りなさもあったけど、中にはおおっ!てオチもあるので楽しむことができました。何より関西弁の掛け合いがいいですよね。 …続きを読む
    タイ子
    2018年10月10日
    83人がナイス!しています

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著者紹介

写真:黒川博行(くろかわ・ひろゆき)

黒川博行(くろかわ・ひろゆき)

1949年3月4日愛媛県今治市生まれ。京都市立芸術大学美術学部彫刻科卒業。大阪府立高校の美術教師を経て、83年、『二度のお別れ』が第1回サントリーミステリー大賞佳作。86年、『キャッツアイころがった』で第4回サントリーミステリー大賞を受賞。96年、『カウント・プラン』で第49回日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)を受賞。2014年、『破門』で第151回直木三十五賞を受賞。他の著作に、『悪果』『繚乱』『離れ折紙』『後妻業』『勁草』など。   
★「疫病神」シリーズ 『疫病神』『国境』『暗礁』『螻蛄』『破門』

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