角川文庫

北の舞姫 芙蓉千里II

舞姫は何度でも死に、また蘇る。

発売日:
2013年06月10日
商品形態:
電子書籍
北の舞姫 芙蓉千里II 電子版
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角川文庫

北の舞姫 芙蓉千里II

舞姫は何度でも死に、また蘇る。

  • 著者 須賀 しのぶ
発売日:
2013年06月10日
商品形態:
電子書籍

舞姫は何度でも死に、また蘇る。

売れっ子女郎目指し自ら人買いに「買われた」あげく芸妓となったフミ。初恋のひと山村と別れ、パトロンの黒谷と穏やかな愛を育んでいたフミだったが、舞うことへの迷いが、彼女を地獄に突き落とす――。

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「北の舞姫 芙蓉千里II」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 第2巻に入り、第1巻から9年が経過した。大陸の大自然を背景に、舞台はハルビンからウラジオストク、ハバロフスクと移り、物語はフミの一代記の様相が濃くなって来た。フミはロシア革命の大きな時代の流れの中で、 第2巻に入り、第1巻から9年が経過した。大陸の大自然を背景に、舞台はハルビンからウラジオストク、ハバロフスクと移り、物語はフミの一代記の様相が濃くなって来た。フミはロシア革命の大きな時代の流れの中で、様々な事件が起こるが、芸妓として舞踊に徹底して打ち込みその情熱がひしひしと伝わってくる。舞を極めようとするフミの姿に、この巻ではパトロンの黒谷との関係も添え物程度だった。大陸に渡った一女性の話から始まった物語が、ますます大きくなっていく予感を思わせる。引き続き第3巻に入ります。 …続きを読む
    のぶ
    2017年05月03日
    66人がナイス!しています
  • 酔芙蓉が無くなった後も黒谷のもと芸妓として哈爾濱に留まったフミ。忘れたはずの山村への想いがフミの心を揺らす。孤独を知る者が、叶えられないと知りながら一番に求めるものより、求められる幸せを選ぶことを責め 酔芙蓉が無くなった後も黒谷のもと芸妓として哈爾濱に留まったフミ。忘れたはずの山村への想いがフミの心を揺らす。孤独を知る者が、叶えられないと知りながら一番に求めるものより、求められる幸せを選ぶことを責められない。そうして得られたものもある。極限になってやっと到達した至上の陶酔。無心の境地に訪れた唯一絶対の真理。神仏に寿がれた舞姫が、それでも本心から求めたものを追い求め、芙蓉を捨てフミとして生きることを決めた力強さが眩しい。自分自身を嫌悪し続けやっとできた決断なのに、間に合わなかった黒谷がただ憐れだった。 …続きを読む
    hrmt
    2017年03月22日
    34人がナイス!しています
  • シリーズ② 「酔芙蓉」がなくなり、タエも幸せを掴みどんどんと環境が変わっていく。芸妓として一本立ちして舞うフミ(芙蓉)。相変わらずな、後見する黒谷との距離がもどかしい。黒谷弟・武臣が鼻持ちならない嫌な シリーズ② 「酔芙蓉」がなくなり、タエも幸せを掴みどんどんと環境が変わっていく。芸妓として一本立ちして舞うフミ(芙蓉)。相変わらずな、後見する黒谷との距離がもどかしい。黒谷弟・武臣が鼻持ちならない嫌な奴かと思いきや、妙にからかいたくなるような可愛い気を感じました。フミと黒谷、正反対の決断を同時期に下したふたりが切ない。「鷺娘」は圧巻。 …続きを読む
    フキノトウ
    2017年03月28日
    26人がナイス!しています

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