角川文庫

北の舞姫 芙蓉千里II

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2013年05月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
464
ISBN:
9784041008355
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角川文庫

北の舞姫 芙蓉千里II

  • 著者 須賀 しのぶ
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2013年05月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
464
ISBN:
9784041008355

舞姫は何度でも死に、また蘇る。

売れっ子女郎目指し自ら人買いに「買われた」あげく芸妓となったフミ。初恋のひと山村と別れ、パトロンの黒谷と穏やかな愛を育んでいたフミだったが、舞うことへの迷いが、彼女を地獄に突き落とす――。


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「北の舞姫 芙蓉千里II」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 第2巻に入り、第1巻から9年が経過した。大陸の大自然を背景に、舞台はハルビンからウラジオストク、ハバロフスクと移り、物語はフミの一代記の様相が濃くなって来た。フミはロシア革命の大きな時代の流れの中で、 第2巻に入り、第1巻から9年が経過した。大陸の大自然を背景に、舞台はハルビンからウラジオストク、ハバロフスクと移り、物語はフミの一代記の様相が濃くなって来た。フミはロシア革命の大きな時代の流れの中で、様々な事件が起こるが、芸妓として舞踊に徹底して打ち込みその情熱がひしひしと伝わってくる。舞を極めようとするフミの姿に、この巻ではパトロンの黒谷との関係も添え物程度だった。大陸に渡った一女性の話から始まった物語が、ますます大きくなっていく予感を思わせる。引き続き第3巻に入ります。 …続きを読む
    のぶ
    2017年05月03日
    66人がナイス!しています
  • 酔芙蓉が無くなった後も黒谷のもと芸妓として哈爾濱に留まったフミ。忘れたはずの山村への想いがフミの心を揺らす。孤独を知る者が、叶えられないと知りながら一番に求めるものより、求められる幸せを選ぶことを責め 酔芙蓉が無くなった後も黒谷のもと芸妓として哈爾濱に留まったフミ。忘れたはずの山村への想いがフミの心を揺らす。孤独を知る者が、叶えられないと知りながら一番に求めるものより、求められる幸せを選ぶことを責められない。そうして得られたものもある。極限になってやっと到達した至上の陶酔。無心の境地に訪れた唯一絶対の真理。神仏に寿がれた舞姫が、それでも本心から求めたものを追い求め、芙蓉を捨てフミとして生きることを決めた力強さが眩しい。自分自身を嫌悪し続けやっとできた決断なのに、間に合わなかった黒谷がただ憐れだった。 …続きを読む
    hrmt
    2017年03月22日
    35人がナイス!しています
  • 「同じ時期に正反対の決断をしてしまったーただそれだけ」私はこの本を読んで、何回失恋したのだろう。彼は確かに遅すぎたのかもしれない。彼女が求めているものを理解していながら、知らぬふりもした。だがその行為 「同じ時期に正反対の決断をしてしまったーただそれだけ」私はこの本を読んで、何回失恋したのだろう。彼は確かに遅すぎたのかもしれない。彼女が求めているものを理解していながら、知らぬふりもした。だがその行為の根底の底にある想いを伝えられもせずに、敗北させるには、彼を魅力的に書きすぎていると思う。どうか私を恋い焦がれさせた責任をとってくれることを強く願う。お気に入りは武臣とフミが貴文さんから並んでお叱りを受ける場面。唯一コミカルな場面(古鷹山迄登ったが最高)。次点は『鷺娘』で笑い合う2人、個人的に1番幸せな場面。 …続きを読む
    olivier
    2019年06月08日
    28人がナイス!しています

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