ある流刑地の話 電子版
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発売日:
2014年05月30日
商品形態:
電子書籍

ある流刑地の話

  • 著者 フランツ・カフカ
  • 訳者 本野亨一
発売日:
2014年05月30日
商品形態:
電子書籍

20世紀を代表する作家の代表的短篇7作を収録

荒涼たる砂漠に組み立てられた奇怪な死刑執行台。無数の歯車と針のついたこの装置でまもなくひとりの男が処刑される。旅人はこの完璧な機械の説明をうけるのだが……。表題作ほか「二つの対話」「観察」「判決」「村の医者」「断食芸人」「ある犬の探究」を収録。ちょっと不気味な傑作短篇集。

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「ある流刑地の話」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 幻想短篇集。角川のカフカ短篇集は表題作『ある流刑地の話』などと共に短篇集『観察』『村の医者』『断食乞食』『二つの対話』、短篇『判決』など生前出版&活字化された作品中心で、『ある犬の研究』のみ草稿から取 幻想短篇集。角川のカフカ短篇集は表題作『ある流刑地の話』などと共に短篇集『観察』『村の医者』『断食乞食』『二つの対話』、短篇『判決』など生前出版&活字化された作品中心で、『ある犬の研究』のみ草稿から取り上げられてます。やはりカフカ、読み直す度に(自分を含めた)あらゆる幻想創作家というものは、何かしらカフカからの影響、あるいは共通点があるものと感心させられます。『流刑地』は紛れもない傑作ですが、それ以外でもカフカ短編ならではの深淵、奥深さは感じられると思いますね(・ω・)ノシ …続きを読む
    拓也 ◆mOrYeBoQbw
    2018年11月30日
    28人がナイス!しています
  • 「君はなぜ、血をつめこんだただの袋ではないのか、それなら僕は君のうえにどかっと腰をおろし、君は影も形もなくなってしまうのだ」この短篇集ではカフカの作家としての鋭い観察眼に迫ることができる。一読しただけ 「君はなぜ、血をつめこんだただの袋ではないのか、それなら僕は君のうえにどかっと腰をおろし、君は影も形もなくなってしまうのだ」この短篇集ではカフカの作家としての鋭い観察眼に迫ることができる。一読しただけでは何を語ろうとしているのか理解できずとも、奇しい不安の渦巻く文中に突き立つ一節が、不意に胸の内に鈍く響くのだ。表題作ほか収録された小説作品には、いずれも尊厳を失った、或いは奪われた人間の悲哀が描かれているように思う。または初めからそれを持たない者の乾燥した絶望だ。そして何故か形容し難い共鳴を覚えてしまった。 …続きを読む
    東京湾
    2019年09月02日
    13人がナイス!しています
  • A 生前刊行された短編集に、遺稿である「ある犬の探求」を加えた一冊。表題作をはじめ、未読作が思った以上にあった。「掟」「ある学士院への報告」「断食芸人」といった名作はもちろんだが、緊張感がある不気味な A 生前刊行された短編集に、遺稿である「ある犬の探求」を加えた一冊。表題作をはじめ、未読作が思った以上にあった。「掟」「ある学士院への報告」「断食芸人」といった名作はもちろんだが、緊張感がある不気味な「ある流刑地の話」、「審判」の最後の場面に繋がりそうな「ある犬の探求」が読みどころ。数年ぶりのカフカを満喫できた。それにしてもカフカの後には無数のカフカが存在するが、カフカの前のカフカが思い浮かばない。文学史の断絶であり、起点ともいえるこの作家の文学的背景が知りたくなった。 …続きを読む
    ハチアカデミー
    2011年12月27日
    7人がナイス!しています

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