ある流刑地の話

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1992年12月17日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
336
ISBN:
9784042083030

ある流刑地の話

  • 著者 フランツ・カフカ
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
1992年12月17日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
336
ISBN:
9784042083030

絶望に効く短編、あります。20世紀を代表する作家の傑作短篇集。

流刑地の島を訪れた旅人は、奇怪な死刑執行台を見せられる。
無数の歯車と針のついたこの装置で、まもなく一人の男が処刑されるという。
旅人は気が進まないまま立ち合うことになり、この完璧な機械の説明を将校から受ける。
緊張が高まるなか、恐ろしい刑の執行が始まるが――。(『ある流刑地の話』)
ほかに「二つの対話」「観察」「判決」「村の医者」「断食芸人」「ある犬の探求」の7編を収録。

もくじ

二つの対話
 祈る男との対話/酔っぱらいとの対話
観察
 国道の子供たち/仮面を剥ぐ/ふいに散歩を思いつくこと/決意/山へ出かける/ひとり者の不幸について/商人/放心の展望/帰路/通りすぎるひとたち/乗客/衣裳/拒絶/騎手の反省のために/
 街にむいた窓/インディアンになりたいと思う/樹/不幸であること
判決
村の医者
 新しい弁護士/村の医者/立見席の男/古い記録/掟/ジャッカルとアラビア人/鉱山に来たひとたち/隣り村/皇帝の密書/父の心配/十一人の息子/兄弟殺し/夢/ある学士院への報告
ある流刑地の話
断食芸人
 最初の悩み/小さな女/断食芸人/ヨゼフィーネという歌手、または、ねずみ族物語
ある犬の探究
 


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「ある流刑地の話」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 幻想短篇集。角川のカフカ短篇集は表題作『ある流刑地の話』などと共に短篇集『観察』『村の医者』『断食乞食』『二つの対話』、短篇『判決』など生前出版&活字化された作品中心で、『ある犬の研究』のみ草稿から取 幻想短篇集。角川のカフカ短篇集は表題作『ある流刑地の話』などと共に短篇集『観察』『村の医者』『断食乞食』『二つの対話』、短篇『判決』など生前出版&活字化された作品中心で、『ある犬の研究』のみ草稿から取り上げられてます。やはりカフカ、読み直す度に(自分を含めた)あらゆる幻想創作家というものは、何かしらカフカからの影響、あるいは共通点があるものと感心させられます。『流刑地』は紛れもない傑作ですが、それ以外でもカフカ短編ならではの深淵、奥深さは感じられると思いますね(・ω・)ノシ …続きを読む
    拓也 ◆mOrYeBoQbw
    2018年11月30日
    27人がナイス!しています
  • A 生前刊行された短編集に、遺稿である「ある犬の探求」を加えた一冊。表題作をはじめ、未読作が思った以上にあった。「掟」「ある学士院への報告」「断食芸人」といった名作はもちろんだが、緊張感がある不気味な A 生前刊行された短編集に、遺稿である「ある犬の探求」を加えた一冊。表題作をはじめ、未読作が思った以上にあった。「掟」「ある学士院への報告」「断食芸人」といった名作はもちろんだが、緊張感がある不気味な「ある流刑地の話」、「審判」の最後の場面に繋がりそうな「ある犬の探求」が読みどころ。数年ぶりのカフカを満喫できた。それにしてもカフカの後には無数のカフカが存在するが、カフカの前のカフカが思い浮かばない。文学史の断絶であり、起点ともいえるこの作家の文学的背景が知りたくなった。 …続きを読む
    ハチアカデミー
    2011年12月27日
    6人がナイス!しています
  • 意味の分からない作品もたくさんあったけどそれでもやっぱり面白いと思った。未読のものにこれからどんどん挑戦したい。 意味の分からない作品もたくさんあったけどそれでもやっぱり面白いと思った。未読のものにこれからどんどん挑戦したい。
    『壊す人』
    2015年04月08日
    5人がナイス!しています

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