• ★☆☆☆☆ 金田一シリーズの長編の中ではワースト候補だろう。 ２つの殺人事件がほぼ同時に起こり、これを金田一が調査する。 最初は犯人は中国人の旦那で、アリバイ崩しものかと思ったがそうではなく、犯人は意外なと ★☆☆☆☆ 金田一シリーズの長編の中ではワースト候補だろう。 ２つの殺人事件がほぼ同時に起こり、これを金田一が調査する。 最初は犯人は中国人の旦那で、アリバイ崩しものかと思ったがそうではなく、犯人は意外なところにいる。しかし、気持ち良く騙されるといった感じではなく、「ふーん」で終わってしまう。重要な写真の隠し場所もあまり意外性のない場所だし、犯人、共犯者、恐喝者などを含め人間の描かれ方が浅く、印象に残る場面はないと言っていい。 強請られたあげくついでに殺された朱美が哀れで、後味も非常に悪かった。 …続きを読む
  Kircheis

  2020年12月26日
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• 【図書館本】車のトランクの中で血溜まりに沈む女性の死体。続いて発見される男性の死体にも共通して、胸元に貫かれたトランプがあった。悪魔の百唇譜に挑む！って書いてある割に、その事件はもう解決済だし、金田一 【図書館本】車のトランクの中で血溜まりに沈む女性の死体。続いて発見される男性の死体にも共通して、胸元に貫かれたトランプがあった。悪魔の百唇譜に挑む！って書いてある割に、その事件はもう解決済だし、金田一さんは途中で自分の意見を漏らしながら警察と一緒に事件を追っているし、何というかこれまでの横溝作品ぽくない印象。他の方のレビューに、もともと短編だったものを長編として改訂したもの、とあって納得。これは短編のままでもよかったのでは？という気もします。殺された女性が最期まで他人の陰謀に利用されていて哀れ。 …続きを読む
  ちなぽむ and ぽむの助 @ 休止中

  2018年08月26日
  155人がナイス！しています
• これも随分昔に読んだ本の再読。時代を感じさせます。「シャーロック・ホームズはいつもパイプくわえているし、コカイン注射するわよ」…。電車の「大踏切にゃ踏切番がいる」、「ガレージを持たぬひとたちは、家のま これも随分昔に読んだ本の再読。時代を感じさせます。「シャーロック・ホームズはいつもパイプくわえているし、コカイン注射するわよ」…。電車の「大踏切にゃ踏切番がいる」、「ガレージを持たぬひとたちは、家のまわりの路面のすみにパークしておく。」…。物語は偶然の連続で構成されています。防犯カメラや科学技術の発達した現代だとなかなか成り立たない構成です。時代は変わったと改めて感じました。 …続きを読む
  紫陽花

  2021年01月23日
  67人がナイス！しています

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