本陣殺人事件 金田一耕助ファイル2

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1973年04月20日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
416
ISBN:
9784041304082

本陣殺人事件 金田一耕助ファイル2

  • 著者 横溝 正史
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
1973年04月20日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
416
ISBN:
9784041304082

一柳家の当主賢蔵の婚礼を終えた深夜、人々は悲鳴と琴の音を聞いた。新床に血まみれの新郎新婦。枕元には、家宝の名琴”おしどり”が……。密室トリックに挑み、第一回探偵作家クラブ賞を受賞した名作。

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「本陣殺人事件 金田一耕助ファイル2」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 金田一初登場作品である「本陣」には、探偵小説界をふりかえった記述が多く、名作へのオマージュのようだ。ここ数日読んだ作品はすべて戦後に書かれ、地方の旧家の因習や封建的要素、社会の古い面を告発しているよう 金田一初登場作品である「本陣」には、探偵小説界をふりかえった記述が多く、名作へのオマージュのようだ。ここ数日読んだ作品はすべて戦後に書かれ、地方の旧家の因習や封建的要素、社会の古い面を告発しているようにも読める。金田一を登場させるための設定がよかった。日記について書かれた内容は、作者が編集長だった出版社での経験を思わせる。「黒猫亭事件」は「本陣」に負けないすごい作品。冒頭の章がまるで読者への挑戦だし、何より金田一が作者に会いに行くというシーンが、虚実のあわいを行くおもしろさ。トリックと謎解きが優秀すぎ。 …続きを読む
    へくとぱすかる
    2020年04月24日
    245人がナイス!しています
  • トリックはまともに考えても解けないし、動機は特殊な感情から出たもの。つまり現代から見ると骨董扱いされても仕方ない…はずなのに、なお燦然たる輝きを失っていない。一つには本格ミステリ黎明期の作品であり、あ トリックはまともに考えても解けないし、動機は特殊な感情から出たもの。つまり現代から見ると骨董扱いされても仕方ない…はずなのに、なお燦然たる輝きを失っていない。一つには本格ミステリ黎明期の作品であり、あらゆる可能性が詰まっているからだろう。しかしそれだけではない。この作品で重要な意味を持つ「家」中心の価値観は私の親世代にもまだ残っており、それが家の内外から崩れていく感覚は私にも実感できるのだ。旧家の暗がりにロジカルな空間を作りあげたこの作品は、戦後74年を経た今もなお古い日本への挽歌として心に響くのだろう。 …続きを読む
    夜間飛行
    2019年01月27日
    222人がナイス!しています
  • 金田一耕助初登場作品にて横溝正史初読み。そのキャラや雰囲気はほぼ映像からのイメージだが、相乗効果あっての不気味さを楽しめる。機械的トリックが特徴な『本陣殺人事件』だが、案外コンパクトな描写に驚く。これ 金田一耕助初登場作品にて横溝正史初読み。そのキャラや雰囲気はほぼ映像からのイメージだが、相乗効果あっての不気味さを楽しめる。機械的トリックが特徴な『本陣殺人事件』だが、案外コンパクトな描写に驚く。これは可能かの検証含め実現映像で見たい(笑)それにとどまらず、人物設定や琴へのこだわりなど伏線も細かく堪能できた。残り2編『車井戸はなぜ軋る』『黒猫亭事件』も男女や名家ならではの妬み恨みを、一癖ありながら二転三転させられ面白い。どれも金田一がそれほど主役っぽくないのが意外! …続きを読む
    nobby
    2017年04月16日
    182人がナイス!しています

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