家康と家臣団の城 電子版

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発売日:
2021年11月18日
商品形態:
電子書籍

家康と家臣団の城

  • 著者 加藤 理文
発売日:
2021年11月18日
商品形態:
電子書籍

天下人の城分析「家康編」。居城と攻城戦の陣城両面から読み解く家康の城。

家康自らが心血を注いで築いた城は極めて数が少ない。
関ケ原合戦後の築城はすべて天下普請。これらの城は、単体で所領を守ろうとした豊臣系の城とは異なり、全国各地に配置された城が互いに補い合うことを狙った築城だ。ここが織豊系の城と大きく異なる。
家康が手掛けた代表的な城は浜松城と駿府城。近年の駿府城の発掘調査で家康の城の姿が見えてきた。
家康とその家臣団、そして幕府がどのような城造りを目指したかを解き明かす。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「家康と家臣団の城」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 小説や映画で描かれる攻城戦は本城での決戦の場面が主で、そこに至るまでの拠点城郭や陣城での戦いは無視されるか数行で片付けられる。しかし家康は豊臣勢や周辺大名との戦闘の可能性を考慮して防衛拠点たる城を整備 小説や映画で描かれる攻城戦は本城での決戦の場面が主で、そこに至るまでの拠点城郭や陣城での戦いは無視されるか数行で片付けられる。しかし家康は豊臣勢や周辺大名との戦闘の可能性を考慮して防衛拠点たる城を整備し、自分の子や信頼できる部下を入れて敵の進軍を遅らせる戦略的城郭政策で一貫していた。また攻める際にも陣城や砦を多数築く作戦は関ヶ原以後は全国に拡大し、元和偃武での大坂城陥落となって結実した。家康の考えは江戸幕府にも受け継がれ、一国一城制や大名の鉢植え政策となっていくなど諸国統制の基本となった経緯がよくわかる。 …続きを読む
    パトラッシュ
    2022年01月04日
    85人がナイス!しています
  • 「徳川系」城郭の傾向を整理。新知見としては、天正期駿府城を豊臣政権が強く関与した徳川家康の築城と理解し、「豊臣領国最東端」の性格が付与されたとすること。関ヶ原戦後の伏見城を豊臣期と徳川期の建物「混在」 「徳川系」城郭の傾向を整理。新知見としては、天正期駿府城を豊臣政権が強く関与した徳川家康の築城と理解し、「豊臣領国最東端」の性格が付与されたとすること。関ヶ原戦後の伏見城を豊臣期と徳川期の建物「混在」としつつ、天守を大和郡山城からの移築とすること(ただし両城天守は寸法が大きく異なるはず…)。諏訪原城・丸子城の馬出を武田期ではなく徳川期とすること。直線的な塁壁と多聞櫓の多用を藤堂高虎発案の徳川系築城技術の典型とすること、など。全般的に背景の社会理解について言及が弱く、城郭研究としては不満が残るところも。 …続きを読む
    chang_ume
    2021年11月22日
    12人がナイス!しています
  • 家康と家臣団の城について分析された数少ない本。特に①戦国大名期と②天下普請の城は別物なのが面白い点である。①の時期は土の城がメインで、特徴として横堀と馬出を駆使しており、丸子城の分析は的確だと感じた。 家康と家臣団の城について分析された数少ない本。特に①戦国大名期と②天下普請の城は別物なのが面白い点である。①の時期は土の城がメインで、特徴として横堀と馬出を駆使しており、丸子城の分析は的確だと感じた。松平家忠の関与はもっと広まって欲しい。②の時期は藤堂高虎が中心となり、多聞櫓、巨大な水堀、枡形虎口という同一構造の石垣を有する城を築城することで誰でも同じ手順で城を守れるようにしたのは革命的だと思う。また、層塔型天守の発明や城の資材をリサイクルし、工期短縮を図る発想は秀吉配下だったから生まれたのだと感じた。 …続きを読む
    珈琲奉行
    2022年01月03日
    5人がナイス!しています

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