覘き小平次 電子版
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発売日:
2014年08月23日
商品形態:
電子書籍

覘き小平次

  • 著者 京極 夏彦
発売日:
2014年08月23日
商品形態:
電子書籍

第16回山本周五郎賞受賞作!

幽霊役者の木幡小平次、女房お塚、そして二人の周りでうごめく者たちの、愛憎、欲望、悲嘆、執着……人間たちの哀しい愛の華が咲き誇る、これぞ文芸の極み。第16回山本周五郎賞受賞作!!

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「覘き小平次」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • ああそうか、捨てられたからなのか。惚れていたのだなあ、精一杯に。それで腑に落ちる。お堂の中で、冷えた身体に肌を合わせて温めてもらったそれを、忘れられなかったか。あんたは生霊だったんだねえ。そこんところ ああそうか、捨てられたからなのか。惚れていたのだなあ、精一杯に。それで腑に落ちる。お堂の中で、冷えた身体に肌を合わせて温めてもらったそれを、忘れられなかったか。あんたは生霊だったんだねえ。そこんところが一番ゾクリときた。小平次のようなオトコを飼う女の酔狂は、アッパレ。根っこにあるのは、色んなかたちをした恋心。又市には再会できなかったが、共に愛の妄念をみとどけた気になる。 …続きを読む
    ケイ
    2019年08月31日
    135人がナイス!しています
  • 全体的に暗く、淡々とした雰囲気が漂いますが、それが独特の空気のようでした。小平次は押入れの中で死んだように生き、ただ覗いているだけ。俯瞰的に欲望や悲嘆、執着といった感情を見つめるが故の儚さ。そしてそれ 全体的に暗く、淡々とした雰囲気が漂いますが、それが独特の空気のようでした。小平次は押入れの中で死んだように生き、ただ覗いているだけ。俯瞰的に欲望や悲嘆、執着といった感情を見つめるが故の儚さ。そしてそれらの感情は絡み合いながらいびつな愛を浮かび上がらせるというのがほのかな美しさとして見えてきます。人間の哀しみが咲き乱れる花のように広がり、怪談文学としての情緒を感じさせられました。古典怪談をベースに作り上げる世界の無限の可能性が秘められている気がします。 …続きを読む
    優希
    2017年02月24日
    105人がナイス!しています
  • 表紙は怖いけど中身は陰気。京極堂に比べてページ数は少なかったけど知らん言葉とかが多かったので読むテンポが上がらなかった。より理解する為に雰囲気で何と無く解る言葉も含めて調べた言葉は「乞胸」「山鯨」「ひ 表紙は怖いけど中身は陰気。京極堂に比べてページ数は少なかったけど知らん言葉とかが多かったので読むテンポが上がらなかった。より理解する為に雰囲気で何と無く解る言葉も含めて調べた言葉は「乞胸」「山鯨」「ひ文字」「雲助」「慶安口」「駒の朝走り」「憲房乱れ」「金烏玉兎」「自棄の勘八」「乱華迷離」など。この中にはネットで検索しても解らないのも有ったので結局字面や雰囲気で読むのが一番なんやなぁと思った。 …続きを読む
    はらぺこ
    2012年09月11日
    82人がナイス!しています

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