名句 歌ごよみ[秋]

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1999年08月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784043468034
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名句 歌ごよみ[秋]

  • 著者 大岡 信
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1999年08月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784043468034

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「名句 歌ごよみ[秋]」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 「たちまちに君の姿を霧とざし 或る楽章をわれは思ひき」(近藤芳美)久々に芳美の歌を。よいものはやはりよい。・「曼珠沙華抱くほどとれど母恋し」(中村汀女)汀女のような人格円満なる俳人を愛す。 「たちまちに君の姿を霧とざし 或る楽章をわれは思ひき」(近藤芳美)久々に芳美の歌を。よいものはやはりよい。・「曼珠沙華抱くほどとれど母恋し」(中村汀女)汀女のような人格円満なる俳人を愛す。
    双海(ふたみ)
    2020年03月07日
    10人がナイス!しています
  • 移動が多い時は、この本の様に、どこから読んでも、どこでやめても大丈夫なやつが重宝します。旅空で、読友さまに思いを馳せれば、「人それぞれ書を読んでいる良夜かな」山口青邨 移動が多い時は、この本の様に、どこから読んでも、どこでやめても大丈夫なやつが重宝します。旅空で、読友さまに思いを馳せれば、「人それぞれ書を読んでいる良夜かな」山口青邨
    mm
    2014年10月01日
    6人がナイス!しています
  • 大岡さんの『名句 歌ごよみ』シリーズを季節の移り目ごとに開いては、日本の詩歌を味わい得る幸いを沁み沁みと噛み締めています。私自身はこの秋こそが四季の一等という思いが強いのですが、近ごろ『更級日記』を再 大岡さんの『名句 歌ごよみ』シリーズを季節の移り目ごとに開いては、日本の詩歌を味わい得る幸いを沁み沁みと噛み締めています。私自身はこの秋こそが四季の一等という思いが強いのですが、近ごろ『更級日記』を再読していると、話題が春秋の優劣ということに及んだ際、源資通という人の言葉として記されている、「わが心のなびき、そのをりのあはれとも、をかしとも思ふことのある時、やがてそのをりの空のけしきも、月も花も心に染めらるゝにこそあべかめれ。」という一節に目が留まり、これぞみやび男と、あわれ深く潜思したものでした。 …続きを読む
    ダイキ
    2019年10月01日
    5人がナイス!しています

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