名句 歌ごよみ[春]

名句 歌ごよみ[春]

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1999年03月19日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784043468010
label

名句 歌ごよみ[春]

  • 著者 大岡 信
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1999年03月19日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784043468010

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「名句 歌ごよみ[春]」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 四季のうちでも春のアンソロジーを編むのは大変な苦労が伴うだろう。どれを採ってどれを捨てるか。「かたまつて薄き光の菫かな」(渡辺水巴)近代写生句のひとつの頂だと思う。菫の花を珍重する私には放っておけない 四季のうちでも春のアンソロジーを編むのは大変な苦労が伴うだろう。どれを採ってどれを捨てるか。「かたまつて薄き光の菫かな」(渡辺水巴)近代写生句のひとつの頂だと思う。菫の花を珍重する私には放っておけない句。 …続きを読む
    双海(ふたみ)
    2020年03月07日
    12人がナイス!しています
  • 「初めから自分自身だけの世界で完全に完結しているというものを目指すような人は、芭蕉的な世界あるいは日本の詩全体と言っていいですけど、そういう人は、日本の詩歌の世界では余り大した境地にまでは行かないとい 「初めから自分自身だけの世界で完全に完結しているというものを目指すような人は、芭蕉的な世界あるいは日本の詩全体と言っていいですけど、そういう人は、日本の詩歌の世界では余り大した境地にまでは行かないということになります。不完全なるがゆえに無限なるものに向かって開かれているということを目指すのが、日本の詩だ、というように思います。」(芭蕉について立派だと思うこと) …続きを読む
    ダイキ
    2019年04月15日
    2人がナイス!しています
  • 面白かった。句も歌もその解説もいいが、さいごの「芭蕉について立派だと思うこと」という文章もよかった。自己表現ではなく自己を無にして無限のものに開いていくという芭蕉の句作の仕方に感動した。そういう精神で 面白かった。句も歌もその解説もいいが、さいごの「芭蕉について立派だと思うこと」という文章もよかった。自己表現ではなく自己を無にして無限のものに開いていくという芭蕉の句作の仕方に感動した。そういう精神で私も俳句を作りたいと思う。 …続きを読む
    彩美心
    2014年05月16日
    0人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品