永井路子の日本史探訪

永井路子の日本史探訪

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1999年08月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
224
ISBN:
9784041372067
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永井路子の日本史探訪

  • 著者 永井 路子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1999年08月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
224
ISBN:
9784041372067

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「永井路子の日本史探訪」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 永井路子さん+(杉本苑子さん他)で語られた『日本史探訪』。対談風に見えるが、これは編集によるものと永井さん自身が後書きで暴露している。この方が自分の意見を遠慮せずに言えると評価もしている。発表年代は旧い 永井路子さん+(杉本苑子さん他)で語られた『日本史探訪』。対談風に見えるが、これは編集によるものと永井さん自身が後書きで暴露している。この方が自分の意見を遠慮せずに言えると評価もしている。発表年代は旧い。このため「太田道灌」の章で道灌を、北条早雲と同い年なのに「一時代前の感じの人」という感想を述べておられるが、新説だと早雲は道灌より20歳年下なので当然ですね、ということになる。個人的に圧巻は杉本苑子さんの暴走のせいで、さながら「淀殿と北政所」となってしまった「お市の方と淀殿」である。 …続きを読む
    cybertiger
    2024年03月27日
    2人がナイス!しています
  • 初出が昭和46年とかのNHKの歴史モノの番組を編集した永井路子さんと、歴史家や作家の「対談」集。どうやら、実際には対談ではなく、それぞれ取材したものを対談風に編集した番組だったらしい。あとがきでそんなこと 初出が昭和46年とかのNHKの歴史モノの番組を編集した永井路子さんと、歴史家や作家の「対談」集。どうやら、実際には対談ではなく、それぞれ取材したものを対談風に編集した番組だったらしい。あとがきでそんなことが書いてあった。何年か続いたらしい番組の、永井さんが出た回をまとめたのかな?永井さんといえば北条政子やお市の方と淀君母子、日野富子といった女性史も定番だけど、鎌倉時代初期の源氏三代将軍と北条氏の話など、永井さん追いかけてれば耳新しい話ではないんだけど、鉄板というか安定というか、かな。 …続きを読む
    KT1123
    2021年10月01日
    2人がナイス!しています
  • 刊行は1999年ですが、初出は全て1970年代の対談集であります。 およそ40年前の歴史対談ですから、現在の通説では首を捻るところも多々あり、歴史研究の日進月歩を感じることしきり。しかし、現在の通説も40年後 刊行は1999年ですが、初出は全て1970年代の対談集であります。 およそ40年前の歴史対談ですから、現在の通説では首を捻るところも多々あり、歴史研究の日進月歩を感じることしきり。しかし、現在の通説も40年後には古びて、まるで違った評価を受けているでしょう。温故知新と思ってお読みください。 持論を強気で展開なされる永井路子先生ですが、最後の杉本苑子先生との対談では、負のオーラすら漂わせる杉本先生の容赦ない北政所悪女論に引いてしまっていて苦笑い。そして、あとがきでまさかのどんでん返し(!)。星3つ。 …続きを読む
    2013年06月07日
    1人がナイス!しています

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