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掲載開始日 2023年08月01日

小学生から圧倒的支持! 「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズの廣嶋玲子が描く、傑作和風ファンタジー、『火鍛冶の娘』が待望の文庫化!

和風古代ファンタジー『送り人の娘』も、カバーをリニューアルして再登場!

株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、取締役 代表執行役社長 CEO:夏野剛)は、 2023年8月24日(木)に、傑作和風ファンタジーとして単行本で話題となった『火鍛冶の娘』を角川文庫から発売いたします。また、同じく和風ファンタジーの『送り人の娘』の文庫もカバーをリニューアルして発売いたします。



著者は「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズで知られる、いまもっとも読みたい児童書作家として圧倒的人気の廣嶋玲子氏。両作のイメージを統一するイラストは、数々の人気作の装画を手掛ける丹地陽子氏によるものです。同時に発売&リニューアルされる2つの和風ファンタジーを、ぜひお楽しみください!

火鍛冶の娘




【あらすじ】
古代日本。火鍛冶(ほかじ)の匠を父に持つ少女、沙耶は、父のような火鍛冶になるのが夢だった。
しかし一族には、女は鉄を鍛えてはならないという掟があった。
そこで男と偽り、父が病で逝った後も鍛冶を続けていた沙耶だが、そんな彼女に意外な依頼が。
それは麗しの王子の成人の祝いに、剣を鍛えてほしいというもの。
沙耶は夢中で鍛えるが、その剣は恐ろしい魔剣へと変貌し……。
少女の夢と挫折、そして冒険を描いた傑作和風ファンタジー!

【登場人物】
■沙耶(さや)……天才的な鍛冶の才能を持つ少女。男と偽って鍛冶の匠を目指す。
■阿古矢王子(あこやおうじ)……伊佐穂の国の第一王子。驚くほどに美しい。
■加津稚王子(かづちおうじ)……第二王子。武に秀でた、茶目っ気のある青年。
■護足(ごたり)……武人。沙耶のもとを、剣の製作を依頼しに訪れる。

◆書誌情報
火鍛冶の娘(ほかじのむすめ)
著者:廣嶋 玲子
装画:丹地陽子
発売:2023年8月24日(木)※電子書籍同日配信予定
判型:文庫版、角川文庫より刊行
定価:704円 (本体640円+税)
頁数:240頁
ISBN:9784041137932
発行:株式会社KADOKAWA
詳細ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/322302001395/

送り人の娘




【あらすじ】
人と神とが共存する古代。額に目の刺青を持つ少女・伊予(いよ)は、死んだ人の魂を黄泉に送ることができる「送り人」だ。
平穏に暮らしていたある日、伊予は死んだ狼を蘇らせてしまう。
「蘇り」は決して行ってはならない禁忌のわざ。それを美貌の覇王・猛日王(たけびおう)に知られ、伊予は彼にその身を狙われることに。
人型をとれる妖狼の闇真(くらま)に助けられ、強くなろうとする伊予だが……。
神に選ばれた少女の成長と絆を描く、傑作古代ファンタジー!!

【登場人物】
■伊予(いよ)……死者の魂を黄泉に送る力を持つ、「送り人」。
■闇真(くらま)……妖狼の王。黒銀の毛並みを持つ狼で、人型をとれる。
■猛日王(たけびおう)……大国の覇王。恐ろしいほどの美貌の持ち主で、野心家。

◆書誌情報
送り人の娘(おくりびとのむすめ)
著者:廣嶋 玲子
装画:丹地陽子
※リニューアルカバーで2023年8月24日(木)以降発売予定
定価:748円 (本体680円+税)
判型:文庫版、角川文庫より刊行
頁数:288
ISBN:9784041020647
発行:株式会社KADOKAWA
詳細ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/321405000130/

著者プロフィール


廣嶋 玲子(ひろしま れいこ)
神奈川県生まれ。横浜市立大学卒業。
「水妖の森」で第4回ジュニア冒険小説大賞、「あぐりこ」で第14回児童文学ファンタジー大賞奨励賞、『狐霊の檻』(小峰書店)で第34回うつのみやこども賞受賞。児童書の書き手として圧倒的支持を集め、「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズ(偕成社)はアニメ化もされ大人気となる。他作品に、『鳥籠の家』「妖怪の子預かります」シリーズ(創元推理文庫)などがある。