団地の恋人 きみを待つ優しい時間

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2026年08月12日
判型:
文庫判
ページ数:
288
ISBN:
9784040765204
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団地の恋人 きみを待つ優しい時間

  • 著者 野村 美月
  • イラスト 竹岡 美穂
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2026年08月12日
判型:
文庫判
ページ数:
288
ISBN:
9784040765204

その古い団地には、異界から来たお姫さまが営むカフェがあった――。

想乃は駆け出しの絵本作家。次作が決まらず悩んでいたある日、遠縁のおじさんから古い団地の一室を相続する。
その団地には小さなカフェがあり、異界から来たお姫さま・ユリアが明るく働いていた。

お魚のパンや、こけももジャムのクッキー、ミルクに浮かべたふわふわクリームパン。ユリアが作るお料理は、どこか不思議で、けれどあたたかく美味しい。

月に一度、満月の夜。ユリアはドレスを着ておめかしし、大好きな国王陛下をお迎えする。
自分たちの絵を描いてほしいと頼まれた想乃は、優しく恋しあう二人の姿を、スケッチブックに描き留めてゆく。あのとき団地で起こったこと、恋も友情も、涙も笑顔も、輝く奇跡も全部……。
現代のおとぎ話。

「わたしは待つのが辛くなったとき、ごはんやお菓子を作ると気持ちが落ち着くの。
あの人に作ってあげたい、この人に食べてほしい。そんなことを考えながらお鍋のスープをかきまぜたりパンを丸めたりしていると、だんだん楽しくなるのよ」
想乃は駆け出しの絵本作家。次作が決まらず悩んでいたある日、遠縁のおじさんから古い団地の一室を相続する。
その団地には小さなカフェがあり、異界から来たお姫さま・ユリアが明るく働いていた。

お魚のパンや、こけももジャムのクッキー、ミルクに浮かべたふわふわクリームパン。ユリアが作るお料理は、どこか不思議で、けれどあたたかく美味しい。

月に一度、満月の夜。ユリアはドレスを着ておめかしし、大好きな国王陛下をお迎えする。
自分たちの絵を描いてほしいと頼まれた想乃は、優しく恋しあう二人の姿を、スケッチブックに描き留めてゆく。あのとき団地で起こったこと、恋も友情も、涙も笑顔も、輝く奇跡も全部……。
現代のおとぎ話。

「わたしは待つのが辛くなったとき、ごはんやお菓子を作ると気持ちが落ち着くの。
あの人に作ってあげたい、この人に食べてほしい。そんなことを考えながらお鍋のスープをかきまぜたりパンを丸めたりしていると、だんだん楽しくなるのよ」

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

プロローグ
一話 お魚のパンと、スプーンで食べるメープルシロップのケーキ
二話 ぐるぐるパンとたまごのコーヒー
三話 酸っぱい穴あきパンと、ふわふわクリームパンにミルクを注いで
四話 殻つきのザリガニと、チーズのぷるぷるパイ
五話 かぼちゃのアコーディオンと、マジパン細工のお化け
六話 甘いおかゆと彼が遺したもの
最終話 お姫さまのケーキと白い夜
エピローグ 想乃の手記

「団地の恋人 きみを待つ優しい時間」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 主人公絵本作家の想乃(その・名前も素敵)と異世界から来たお姫様ユリアのお話。団地で大切な人を待つユリアの穏やかで丁寧な生活に影響され、想乃自身も絵本作家として気づきを得たり、成長できるのが良いです。 主人公絵本作家の想乃(その・名前も素敵)と異世界から来たお姫様ユリアのお話。団地で大切な人を待つユリアの穏やかで丁寧な生活に影響され、想乃自身も絵本作家として気づきを得たり、成長できるのが良いです。 語られる素敵な王様とお姫様の様子は言葉達が想乃が使う色鉛筆のようにやわらかな色彩にあふれて胸に届き、うつくしいです。悲惨で残酷な内容もそのせいかどこか、おとぎ話のよう。相手を想い待つ時間は辛いものですが、逆にどこまでも自由です。どこまでも愛せて、愛おしみ、想いを胸いっぱいに広げていられる時間でもありますね😊 …続きを読む
    ミルティーユ
    2026年09月04日
    4人がナイス!しています
  • 遠縁のおじさんから古い団地の一室を相続した絵本作家の想乃。団地には小さなカフェがあり、異界から来たお姫さま・ユリアが明るく働いていた。ユリアは満月の夜になるとドレスを着ておめかしし、大好きな国王陛下を 遠縁のおじさんから古い団地の一室を相続した絵本作家の想乃。団地には小さなカフェがあり、異界から来たお姫さま・ユリアが明るく働いていた。ユリアは満月の夜になるとドレスを着ておめかしし、大好きな国王陛下をお迎えしていて…。ユリアが可愛いしユリアが作るお料理も可愛いしユリアとアルヴィンの逢瀬も可愛いし。現代が舞台だけどおとぎ話のような雰囲気に癒されました。ただ中途半端な説明のみあとは読み手に委ねますエンドはつらい。2人の再会を見せてくれよ…幸せな2人を見せてくれよ…。ザリガニパーティーが好き。 …続きを読む
    2026年09月15日
    2人がナイス!しています
  • なかなか良かった。金が無い学生時代に「文学少女」と「ヒカルが地球にいたころ…」を図書館で読んで以来好んでいますが、やはり野村美月の書く文章は読み味は軽いのに実に綺麗な文章で気持ちいいですね。ストーリー なかなか良かった。金が無い学生時代に「文学少女」と「ヒカルが地球にいたころ…」を図書館で読んで以来好んでいますが、やはり野村美月の書く文章は読み味は軽いのに実に綺麗な文章で気持ちいいですね。ストーリー自体は逆異世界転移とラブストーリーに絡めてはいますが筋自体は悪く言えば陳腐で、大きな衝撃のようなものはないが、こてこての姫と騎士の恋愛物語はじんわりと沁みるような暖かさがある。アルヴィンの時系列が冷静に考えると「??」となるがそれは野暮というものだと思います。二人が元の世界でも幸せに過ごせたことを願って… …続きを読む
    たこまんま
    2026年09月07日
    1人がナイス!しています

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