朧の花嫁 三

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2025年02月14日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784040757643
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朧の花嫁 三

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2025年02月14日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784040757643

朔弥の目が治る――!? コミカライズが話題の大正純愛物語、第三弾。

生まれつき顔に痣を持ち、冷遇されて育った旧華族の清子と、
類まれな商才を持ちながら目が不自由で、好奇の目に耐えられず人嫌いになってしまった朔弥。
政略結婚で出会った二人は様々な苦難を乗り越え、互いにかけがえのない存在となっていた。

穏やかな函館の秋。岩倉家下屋敷で幸せに暮らす二人の元に、「朔弥の目が治せるかもしれない名医が札幌に来日する」という一報が入る。
朔弥の目が見えるようになれば、今度こそ痣の広がる顔を見られてしまうことを承知しつつ、清子はただ朔弥のためだけを思って躊躇う彼の背中を押す。

手術のために朔弥が留守にしている間も、婚約者としてしっかり家を守る清子だったが、無事に手術が終わったという報告の後も、朔弥は帰ってこない。
不思議に思いつつ彼を信じて待つ清子の元に入った連絡は、思いがけないもので……?


■□■□■□■□■□■□■□■□

登場人物

伊地知清子(いちじ・きよこ)……名家の娘だが、痣のせいで蔑まれてきた。人の真心を見る聡明さがあり、時に朔弥も驚かせる。

岩倉朔弥(いわくら・さくや)……長身で圧倒的な商才をもつ美貌の青年。だが目が不自由で少々ひねくれ者。清子に惹かれ……。
生まれつき顔に痣を持ち、冷遇されて育った旧華族の清子と、
類まれな商才を持ちながら目が不自由で、好奇の目に耐えられず人嫌いになってしまった朔弥。
政略結婚で出会った二人は様々な苦難を乗り越え、互いにかけがえのない存在となっていた。

穏やかな函館の秋。岩倉家下屋敷で幸せに暮らす二人の元に、「朔弥の目が治せるかもしれない名医が札幌に来日する」という一報が入る。
朔弥の目が見えるようになれば、今度こそ痣の広がる顔を見られてしまうことを承知しつつ、清子はただ朔弥のためだけを思って躊躇う彼の背中を押す。

手術のために朔弥が留守にしている間も、婚約者としてしっかり家を守る清子だったが、無事に手術が終わったという報告の後も、朔弥は帰ってこない。
不思議に思いつつ彼を信じて待つ清子の元に入った連絡は、思いがけないもので……?


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登場人物

伊地知清子(いちじ・きよこ)……名家の娘だが、痣のせいで蔑まれてきた。人の真心を見る聡明さがあり、時に朔弥も驚かせる。

岩倉朔弥(いわくら・さくや)……長身で圧倒的な商才をもつ美貌の青年。だが目が不自由で少々ひねくれ者。清子に惹かれ……。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

一 秋の足音

二 悲しい悪魔

三 基坂

四 北海道製罐工場

閑話 焼きイモつくろう

五 暗闇の光

六 忍び寄る影

七 咲かない春

八 天使が去った街

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「朧の花嫁 三」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 大好きなシリーズ3作目。清子と朔弥は穏やかで幸せな日々を送っていたのに。読んでいて、清子を傷つけないで。苦しめないで。と心から思った。早く清子を見つけて、清子と朔弥が幸せに過ごせますように。 大好きなシリーズ3作目。清子と朔弥は穏やかで幸せな日々を送っていたのに。読んでいて、清子を傷つけないで。苦しめないで。と心から思った。早く清子を見つけて、清子と朔弥が幸せに過ごせますように。
    Kana
    2025年02月16日
    15人がナイス!しています
  • このゆったりとした空気感が好きだなんだよなぁ。大正、函館感のある、それでいて楚々とした雰囲気といいますか。工場潜入と手術と清子失踪の第3巻。痣が痣がと言われていたのに、化粧をすればこんなにも違っている このゆったりとした空気感が好きだなんだよなぁ。大正、函館感のある、それでいて楚々とした雰囲気といいますか。工場潜入と手術と清子失踪の第3巻。痣が痣がと言われていたのに、化粧をすればこんなにも違っているのか。たかがそんなものに悩まされていたのかと気づいた清子、だからこそ中身を大切に思うのだろうな。無駄だと知って掃除を命じられても全うし、女工たちにも心を砕ける。温泉ゆったり、きよらな二人の過ごし方が緊張もなくゆったりしてて良い。時代性の傲慢さがありつつ、清子に心を寄せている朔弥、早く見つけて欲しいところ。 …続きを読む
    ちあきほ
    2025年02月15日
    0人がナイス!しています

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