海霧 ―ジリ―

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2026年06月02日
判型:
四六判
ページ数:
328
ISBN:
9784041152454

海霧 ―ジリ―

  • 著者 馳 星周
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2026年06月02日
判型:
四六判
ページ数:
328
ISBN:
9784041152454

孤独な二人と一頭の犬は、生き延びるために「群れ」になった。

海産物の密漁は、暴力団の重要なシノギのひとつになっている。中でも、北海道で穫れる檜山産の干し海鼠は重宝がられ、法外な高値で取引されていた。アルコール漬けだった実母の急死で故郷の白老を飛び出し、函館まで流れ着いた青年・神野大樹は、岡村興業の若頭補佐・宮嶋が仕切る海鼠の密漁で稼いでいる。大樹とふたりきりで暮らすボーダーコリーの老犬・ジリは、その見張り役を務めていた。ジリが体調を崩したことをきっかけに、犬好きのホステス・霧子と距離を縮める大樹。しかし彼女は、宮嶋の情婦でもあった……。 海産物の密漁は、暴力団の重要なシノギのひとつになっている。中でも、北海道で穫れる檜山産の干し海鼠は重宝がられ、法外な高値で取引されていた。アルコール漬けだった実母の急死で故郷の白老を飛び出し、函館まで流れ着いた青年・神野大樹は、岡村興業の若頭補佐・宮嶋が仕切る海鼠の密漁で稼いでいる。大樹とふたりきりで暮らすボーダーコリーの老犬・ジリは、その見張り役を務めていた。ジリが体調を崩したことをきっかけに、犬好きのホステス・霧子と距離を縮める大樹。しかし彼女は、宮嶋の情婦でもあった……。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「海霧 ―ジリ―」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 馳 星周は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。本書は、著者作家生活30周年記念作品、男&女&老犬、初期の作品を想い出させる愛犬&逃避行ノワールの良作でした。 https://www.kadokawa.co.jp/topics/16993/ 馳 星周は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。本書は、著者作家生活30周年記念作品、男&女&老犬、初期の作品を想い出させる愛犬&逃避行ノワールの良作でした。 https://www.kadokawa.co.jp/topics/16993/ …続きを読む
    starbro
    2026年07月10日
    160人がナイス!しています
  • 久しぶりの馳さん作品。装丁からも伝わりますが、本作もしっかりと期待を裏切らず、犬が登場します。ボーダーコリーの老犬「ジリ」は海鼠(なまこ)の密漁で生計をたててる「大樹」と静かに細々と函館の外れで暮らして 久しぶりの馳さん作品。装丁からも伝わりますが、本作もしっかりと期待を裏切らず、犬が登場します。ボーダーコリーの老犬「ジリ」は海鼠(なまこ)の密漁で生計をたててる「大樹」と静かに細々と函館の外れで暮らしています。そんな彼らが1人のホステス「霧子」と出会ったコトで、運命の歯車が大きく狂い始めてしまいます。函館をはじめ、道東の阿寒湖畔など北海道の描写が、とても秀逸です。ここ最近の馳さん作品には、ちょっと控え目気味だったバイオレンス描写も少しだけ復活しています。馳さんらしいわかりやすい作品で読みやすかったです。 …続きを読む
    おしゃべりメガネ
    2026年08月03日
    91人がナイス!しています
  • 海鼠の密猟で生計を立てている大樹。仕事でもプライベートでも相棒として常に一緒にいるボーダーコリーのジリ。その仕事の元締めの若頭補佐の宮嶋の愛人、霧子。ある理由で、逃げなければならなくなったこの2人と1 海鼠の密猟で生計を立てている大樹。仕事でもプライベートでも相棒として常に一緒にいるボーダーコリーのジリ。その仕事の元締めの若頭補佐の宮嶋の愛人、霧子。ある理由で、逃げなければならなくなったこの2人と1匹を中心に話が進む。大樹の無愛想だけど本当はすごく思いやりがあって優しい所は良かったけどちょいちょい挟まれるエロシーンの度に白けた気持ちになってしまった。でも読みやすく最後行き着く所が気になり、一気読みだった。 …続きを読む
    machi☺︎︎゛
    2026年07月06日
    67人がナイス!しています

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