- 著者 宇多 喜代子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2024年07月12日
- 判型:
- 四六変形判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 204
- ISBN:
- 9784041152089
句集 雨の日
- 著者 宇多 喜代子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2024年07月12日
- 判型:
- 四六変形判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 204
- ISBN:
- 9784041152089
透徹した眼差しで 森羅万象を詠みあげる第9句集
ひとつぶの雨はひとすじに結ばれて、やがておおきな水のかたまりとなる。
「山はおおきな水のかたまり」
祖母から教えられた言葉は、自然観と生活信条の礎となった。
雨や風や太陽や水、なにより清新な森の匂い――。
身辺のものは、みな愛おしく、いつしか当たり前のことを当たり前に詠めるようになった。
俳句には退屈がない。
「山桜山のさくらと咲き並ぶ」
「桜どき足もとにまでものの影」
「厭戦のかたちの葎雨しとしと」
「透明な一品をもて夏の膳」
「山はおおきな水のかたまり」
祖母から教えられた言葉は、自然観と生活信条の礎となった。
雨や風や太陽や水、なにより清新な森の匂い――。
身辺のものは、みな愛おしく、いつしか当たり前のことを当たり前に詠めるようになった。
俳句には退屈がない。
「山桜山のさくらと咲き並ぶ」
「桜どき足もとにまでものの影」
「厭戦のかたちの葎雨しとしと」
「透明な一品をもて夏の膳」
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
2019年~2023年までの362句を収める。