古季語と遊ぶ 古い季語・珍しい季語の実作体験記

古季語と遊ぶ 古い季語・珍しい季語の実作体験記

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2007年08月31日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
272
ISBN:
9784047034143
label

古季語と遊ぶ 古い季語・珍しい季語の実作体験記

  • 著者 宇多 喜代子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2007年08月31日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
272
ISBN:
9784047034143

俳人たちが実践する季語との新しい取組。古季語・珍しい季語の実作体験記。

〈目次〉
第一章 新年の古季語
  氷様 「あ句会」のこと
  「古季語・難解季語」のこと 福沸 萬歳
  臼起し ひめ始 桑始 初荷
  凧 藁盒子 骨正月 懸想文売
  ぽっぺん 花の内

第二章 春の古季語
  獺の祭 蜷の道 春ごと 雪ねぶり
  自然暦と「比良八荒」 雁瘡癒ゆ 二日灸
  早春の「初鰹」と「鷹化して鳩となる」 亀鳴く
  海苔汁 雛荒し 豆炒 柳の鬘
  炉塞ぐ 龍天に昇る 治聾酒 木流し
  雛流し ようず 乗込み 彼岸河豚
  筍目張 鰉 巣箱 鷹の巣
  抜参り 捨頭巾 春手袋 絵踏
  花見虱 雁風呂 目貼剥ぐ 桑摘む
  屋根替 栄螺 種痘

第三章 夏の古季語
  焦螟 陶枕 水中り 麦落雁
  茅花流し 晒布 単衣 薬降る
  飯笊 蠅 竹の皮 セル
  井水増す 竹酔日 水団扇 集汁
  皮鯨 牛冷す 蚊帳 母衣蚊帳
  虎が雨 夏帯 船料理 刺身売
  麦棹 ネル すててこ 脚気
  毒流し 蠅帳 油団
  腐草化して螢となる にっき水 蝮酒
  恙虫 蒼朮を焚く 着茣蓙  乾飯
  霍乱 夏行 砂糖水 番水札
  雁爪 西瓜提灯 掛香 虫干
  紙魚 肌脱 蚤 穀象
  「竹の花」と「竹の実」 水見舞

第四章 秋の古季語
  稲夫 八月大名 水落す 桃吹く
  蓮の実飛ぶ 盆の家 摂待 葭戸蔵ふ
  八朔 行水名残 虫売 橡の実
  糸瓜製す 残る蠅 溢蚊 鷹の山別れ
  新渋 稲虫 荻の声 龍田姫
  江鮭 横這 とろろ飯 田守
  鳩吹 裂鰯 芋の露 土木通
  水始涸 菱取る 尾花蛸 相撲
  からすみ 焼味噌 蔓たぐり 高〓
  身に入む 「障子洗ふ」と「障子貼る」 高きに登る
  よなべ 衣被 苦参引く 夜庭
  お取越 柿博打 片月見 われから
  温め酒 雁瘡 苦うるか 柿の皮干す

第五章 冬の古季語
  「現物持込み」のこと 「鶏舎あたたむ」と「風疼く」
  榾 煮凝 雪兎 すが漏
  納豆汁 節分お化け 縄跳 ねんねこ
  懐手 蕎麦掻く 棕櫚?ぐ 電熱器
  凍り露 蒸飯 霜月鰈 助炭
  山鯨 御講凪 大根配 煤湯
  温石 雪女郎 炬燵張る 寒固
  頬被 吸入器 玉子酒 松迎へ
  年越し 泥鰌掘る 竹瓮
  梟 墓囲ふ 年籠

  あとがき
〈目次〉
第一章 新年の古季語
  氷様 「あ句会」のこと
  「古季語・難解季語」のこと 福沸 萬歳
  臼起し ひめ始 桑始 初荷
  凧 藁盒子 骨正月 懸想文売
  ぽっぺん 花の内

第二章 春の古季語
  獺の祭 蜷の道 春ごと 雪ねぶり
  自然暦と「比良八荒」 雁瘡癒ゆ 二日灸
  早春の「初鰹」と「鷹化して鳩となる」 亀鳴く
  海苔汁 雛荒し 豆炒 柳の鬘
  炉塞ぐ 龍天に昇る 治聾酒 木流し
  雛流し ようず 乗込み 彼岸河豚
  筍目張 鰉 巣箱 鷹の巣
  抜参り 捨頭巾 春手袋 絵踏
  花見虱 雁風呂 目貼剥ぐ 桑摘む
  屋根替 栄螺 種痘

第三章 夏の古季語
  焦螟 陶枕 水中り 麦落雁
  茅花流し 晒布 単衣 薬降る
  飯笊 蠅 竹の皮 セル
  井水増す 竹酔日 水団扇 集汁
  皮鯨 牛冷す 蚊帳 母衣蚊帳
  虎が雨 夏帯 船料理 刺身売
  麦棹 ネル すててこ 脚気
  毒流し 蠅帳 油団
  腐草化して螢となる にっき水 蝮酒
  恙虫 蒼朮を焚く 着茣蓙  乾飯
  霍乱 夏行 砂糖水 番水札
  雁爪 西瓜提灯 掛香 虫干
  紙魚 肌脱 蚤 穀象
  「竹の花」と「竹の実」 水見舞

第四章 秋の古季語
  稲夫 八月大名 水落す 桃吹く
  蓮の実飛ぶ 盆の家 摂待 葭戸蔵ふ
  八朔 行水名残 虫売 橡の実
  糸瓜製す 残る蠅 溢蚊 鷹の山別れ
  新渋 稲虫 荻の声 龍田姫
  江鮭 横這 とろろ飯 田守
  鳩吹 裂鰯 芋の露 土木通
  水始涸 菱取る 尾花蛸 相撲
  からすみ 焼味噌 蔓たぐり 高〓
  身に入む 「障子洗ふ」と「障子貼る」 高きに登る
  よなべ 衣被 苦参引く 夜庭
  お取越 柿博打 片月見 われから
  温め酒 雁瘡 苦うるか 柿の皮干す

第五章 冬の古季語
  「現物持込み」のこと 「鶏舎あたたむ」と「風疼く」
  榾 煮凝 雪兎 すが漏
  納豆汁 節分お化け 縄跳 ねんねこ
  懐手 蕎麦掻く 棕櫚?ぐ 電熱器
  凍り露 蒸飯 霜月鰈 助炭
  山鯨 御講凪 大根配 煤湯
  温石 雪女郎 炬燵張る 寒固
  頬被 吸入器 玉子酒 松迎へ
  年越し 泥鰌掘る 竹瓮
  梟 墓囲ふ 年籠

  あとがき

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「古季語と遊ぶ 古い季語・珍しい季語の実作体験記」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 「尻」とは、人体に九つある穴のうち、末端にある「九」番目の穴の肛門があるところから「尸」と「九」を一つにしてできた字だとか。 「尻」とは、人体に九つある穴のうち、末端にある「九」番目の穴の肛門があるところから「尸」と「九」を一つにしてできた字だとか。
    デコボコ
    2016年11月07日
    6人がナイス!しています
  • もはや意味が判然としなくなった古い季語、あるいは、意味はかろうじてわかるけれどもリアリティを失ったがゆえに実際に使えなくなってしまっている古い季語を持ち寄って実作してみる、という月に一度の句会が四半世 もはや意味が判然としなくなった古い季語、あるいは、意味はかろうじてわかるけれどもリアリティを失ったがゆえに実際に使えなくなってしまっている古い季語を持ち寄って実作してみる、という月に一度の句会が四半世紀前にはじまった。参加したのは宇多喜代子、茨木和生、岩城久治、大石悦子、辻田克巳、西村和子、山本洋子。その句会の覚書をまとめた本。ただ単純に難季語や珍季語を探し出してその意味や過去の句例を示すというようなペダンチックな本ではなくて、現代に生きる俳人が実作しているというのがミソ。 …続きを読む
    ne_viderem
    2018年10月31日
    5人がナイス!しています
  • 昔の言葉を知るのは良いことだ。そのような言葉を擬似的にでも生かすことは世界に対して豊かな余裕を持つことになる。 昔の言葉を知るのは良いことだ。そのような言葉を擬似的にでも生かすことは世界に対して豊かな余裕を持つことになる。
    じめる
    2015年01月19日
    2人がナイス!しています

powered by 読書メーター

最近チェックした商品