• 6巻では日本人のものの見方や、現代まで続く民族性にも言及し興味深い内容となった。史実では確かバードは当時40代後半。また、朝鮮や中国にも旅をする筈なのでギャップはある。それでも日本奥地紀行を漫画化し、世 6巻では日本人のものの見方や、現代まで続く民族性にも言及し興味深い内容となった。史実では確かバードは当時40代後半。また、朝鮮や中国にも旅をする筈なのでギャップはある。それでも日本奥地紀行を漫画化し、世に知らしめた本作の功績は大きいと思う。火事の被害と復旧の早さ。一喜一憂しない当時の世相は、物質が豊かになった現代とはまた違うものを感じる。ただ、困難な状況や滅びを淡々と受け入れる姿を評するバードの言葉は、その後の日本の敗戦や、東日本大震災の被災等への日本民族の達観と言おうか、諦感と言うものを感じた。良作。 …続きを読む
  yoshida

  2019年07月15日
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• 東北に入り、価値観の多様さに圧倒される。火事の復興の早さと気持ちの切り替えの速さ。日本人である私でさえも驚きです。死とは旅に出ること、雪の話す亡き夫への想いと、気持ちの解放。和紙の紙漉きは、やはり大事 東北に入り、価値観の多様さに圧倒される。火事の復興の早さと気持ちの切り替えの速さ。日本人である私でさえも驚きです。死とは旅に出ること、雪の話す亡き夫への想いと、気持ちの解放。和紙の紙漉きは、やはり大事にしたい文化だと素直に思います。ラストに語られる、旅の目的。さて、次、次、待ちましょう♪ 、 …続きを読む
  まろんぱぱ♪　

  2019年07月25日
  56人がナイス！しています
• ふしぎの国シリーズ6巻目。山形県院内から秋田県へ向かう旅程編です。伊藤との事は何も無かったように振る舞うバードを見て、困惑する伊藤だが、また共に旅を続ける。院内では、ご飯をボロボロこぼす西洋医師「小林 ふしぎの国シリーズ6巻目。山形県院内から秋田県へ向かう旅程編です。伊藤との事は何も無かったように振る舞うバードを見て、困惑する伊藤だが、また共に旅を続ける。院内では、ご飯をボロボロこぼす西洋医師「小林」に出会う。小林は脚気の秘密を探ろうと努力中だった。秋田迄小林と旅を共にする中で、火事現場に遭遇し、消火活動や消火後の民の態度の違いに興味が尽きないバード。当時の火事現場は、西洋人にとっては異様に映ったでしょうね。和紙の紙漉き体験をして、西洋紙と和紙の違いに驚き、和紙の手帳をプレゼントされ喜ぶ …続きを読む
  桜父

  2019年07月23日
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