吉本せい お笑い帝国を築いた女

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2017年08月10日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
224
ISBN:
9784046020390
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吉本せい お笑い帝国を築いた女

  • 著者 青山 誠
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2017年08月10日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
224
ISBN:
9784046020390

朝のドラマで大注目! 吉本興業を創業した“肝っ玉”女性興行師

日本を“お笑い”で照らしつづけた不屈の女性

大阪天神橋筋の喧騒のなかでたくましく育った吉本せいは、芸事好きな夫に嫁ぎ、やがて夫婦で寄席の経営に乗り出す。彼女は天性の「興行師」、芸能プロデューサーだった――。桂春團治、エンタツ・アチャコら伝説の芸人たちとの交流や、演芸界の覇権をめぐるライバル会社との激闘、戦争にも負けなかった“お笑い”への情熱など、その波乱万丈の生涯に迫る。
日本を“お笑い”で照らしつづけた不屈の女性

大阪天神橋筋の喧騒のなかでたくましく育った吉本せいは、芸事好きな夫に嫁ぎ、やがて夫婦で寄席の経営に乗り出す。彼女は天性の「興行師」、芸能プロデューサーだった――。桂春團治、エンタツ・アチャコら伝説の芸人たちとの交流や、演芸界の覇権をめぐるライバル会社との激闘、戦争にも負けなかった“お笑い”への情熱など、その波乱万丈の生涯に迫る。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

第1章 “商都”に育まれ、鍛えられ
第2章 商才の覚醒
第3章 新しい“笑い”への挑戦
第4章 通天閣の頂から転げ落ちる
第5章 戦火と、“笑いの都”の復興

「吉本せい お笑い帝国を築いた女」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 吉本興行の創始者、吉本せいの半生記です。幼少の頃は奉公に出され大変なご苦労をなさったようです。成人し芸能興行の世界に身を置きますが、ダメ亭主にも泣かされました。戦禍や大衆娯楽の浮き沈みといった困難を、 吉本興行の創始者、吉本せいの半生記です。幼少の頃は奉公に出され大変なご苦労をなさったようです。成人し芸能興行の世界に身を置きますが、ダメ亭主にも泣かされました。戦禍や大衆娯楽の浮き沈みといった困難を、生来の始末の精神、負けん気、挫けない心で乗り越えて行きます。芸人さんの処遇見直しや常設劇場の設置にも取り組みます。流行を読み解く慧眼力がとても優れていたのであろう。今の吉本の隆盛の礎は、吉本せいという気骨ある明治女が築いたことは間違いありません。 …続きを読む
    Shoji
    2023年11月25日
    28人がナイス!しています
  • 戦後の吉本興業が隆盛を誇ったあたりから駆け足になりますが、よくまとまっており、生涯について理解できました。興行は人材が命なので引き抜きや囲い込みはかなりエゲツないことが行われていたようですが、そのあた 戦後の吉本興業が隆盛を誇ったあたりから駆け足になりますが、よくまとまっており、生涯について理解できました。興行は人材が命なので引き抜きや囲い込みはかなりエゲツないことが行われていたようですが、そのあたりの表現はソフトに書かれています。 …続きを読む
    スプリント
    2018年02月05日
    6人がナイス!しています
  • 吉本興業社長、吉本せいの伝記。朝の連ドラのモデルでもあるので、併せて見るとエピソードの元ネタが分かります。 時代背景や、大阪の街並の移りゆく景色も随所に書かれており、ナニワという感じです。 吉本興業社長、吉本せいの伝記。朝の連ドラのモデルでもあるので、併せて見るとエピソードの元ネタが分かります。 時代背景や、大阪の街並の移りゆく景色も随所に書かれており、ナニワという感じです。
    トト
    2018年03月27日
    2人がナイス!しています

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