感傷コンパス

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2016年12月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784041046388
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感傷コンパス

  • 著者 多島 斗志之
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2016年12月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784041046388

物語の職人が紡ぎだす、せつなく優しい物語

1955年三重県の伊賀。新任の教師・明子は過疎地帯の分校に赴任した。濃緑の山里の空気とともに子どもと先生の温かくひそやかな心の交流や村の人々の秘密を丁寧に描き出す。ミステリアスで愛おしい物語。 1955年三重県の伊賀。新任の教師・明子は過疎地帯の分校に赴任した。濃緑の山里の空気とともに子どもと先生の温かくひそやかな心の交流や村の人々の秘密を丁寧に描き出す。ミステリアスで愛おしい物語。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「感傷コンパス」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 昭和30年、伊賀の山里の小さな分校に赴任した新任の教師と分校の子供たちとの1年間、24の瞳のような若い先生と素朴で個性的な子供達とのほのぼのとしたふれあいと山里の風景が描かれている。 昭和30年、伊賀の山里の小さな分校に赴任した新任の教師と分校の子供たちとの1年間、24の瞳のような若い先生と素朴で個性的な子供達とのほのぼのとしたふれあいと山里の風景が描かれている。
    みかん🍊
    2017年04月01日
    81人がナイス!しています
  • 昭和30年、明子は新任教師として伊賀の分校に赴任。児童数も少ない田舎。まだまだ貧しい生活を送る家が多数だった。その中でも朱根という生徒が問題を抱え、中々心を開かない。赴任にあたって、家を出る時に父から方 昭和30年、明子は新任教師として伊賀の分校に赴任。児童数も少ない田舎。まだまだ貧しい生活を送る家が多数だった。その中でも朱根という生徒が問題を抱え、中々心を開かない。赴任にあたって、家を出る時に父から方位磁針を貰い受けた明子は山里の生活で必需品となる。方位に使うだけでなく、生きる為の指針に…とにかく風景描写が優しく、綺麗で、自然の神秘を感じられた。今では、中々見ることが出来ない景色が目に浮かぶ。 …続きを読む
    のり
    2017年01月15日
    58人がナイス!しています
  • 三重県伊賀を舞台に田舎の分校に若い女の先生が赴任したところから物語は始まる…。先生と子供達の心の交流を描いた作品です!!どこか懐かしく、山里の情景描写が美しい…。子供達に「センセ」と慕われる「明子」よそ 三重県伊賀を舞台に田舎の分校に若い女の先生が赴任したところから物語は始まる…。先生と子供達の心の交流を描いた作品です!!どこか懐かしく、山里の情景描写が美しい…。子供達に「センセ」と慕われる「明子」よそ者の自分を直ぐに受け入れてくれたことは、さぞ嬉しかったことだろう…。そんな子供たちの家庭の事情に真摯に取り組む姿や、過去に負い目をもつ男との交流は「明子」の温かさと愛情が感じられる。この物語には特別大きな山場があるわけではない。何か…はっきりとした結論が出てるわけでもないが、優しさに包まれるそんな読後感です …続きを読む
    momi
    2017年01月07日
    49人がナイス!しています

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