彷徨う警官

彷徨う警官

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2015年04月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
368
ISBN:
9784041029312
label

彷徨う警官

  • 著者 森 詠
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2015年04月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
368
ISBN:
9784041029312

殺しに時効はない!執念で未解決事件を追う刑事を描くシリーズ第一弾!

殺しに時効があってたまるか!恋人が殺された未解決事件解決のため突っ走る一匹狼の刑事・北郷。しかし彼の前に不可解な圧力がかかる。そして明らかになる警察の不祥事…。実力派作家の本格派警察小説! 殺しに時効があってたまるか!恋人が殺された未解決事件解決のため突っ走る一匹狼の刑事・北郷。しかし彼の前に不可解な圧力がかかる。そして明らかになる警察の不祥事…。実力派作家の本格派警察小説!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「彷徨う警官」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 確かこの作家は時代物を読んだ記憶があるのだが、断然こちらが好み!ちょっと都合よすぎで突っ込み所も満載なのだが、まずまず面白く一気に読了した。ハードボイルドの定義は分からない私だが、この係長・北郷は嫌い 確かこの作家は時代物を読んだ記憶があるのだが、断然こちらが好み!ちょっと都合よすぎで突っ込み所も満載なのだが、まずまず面白く一気に読了した。ハードボイルドの定義は分からない私だが、この係長・北郷は嫌いじゃない。19年前の恋人が殺された事件の『時効』など気にしない。犯人が生きている限り必ず捕まえる。こんな刑事がいてもいいじゃないか!しかし、その為に公安を敵に回すわ・・上司の不興を買うわ・・(汗)『警察官から正義を除けば制服を着たごろつきと同じ・・』確かに。最後に人間・刑事北郷を呼び戻した部下・那奈がいい。 …続きを読む
    いつでも母さん
    2016年05月12日
    111人がナイス!しています
  • 公安は国を守る為、警官は人を守る為に・・なんて戯言はいい。平凡な人生を送っている人が人災に遭う。しかも加害者が優遇され、被害者の人権は冷遇されているなんてとんでもない話。そりゃ昔惚れた彼女がバイトをし 公安は国を守る為、警官は人を守る為に・・なんて戯言はいい。平凡な人生を送っている人が人災に遭う。しかも加害者が優遇され、被害者の人権は冷遇されているなんてとんでもない話。そりゃ昔惚れた彼女がバイトをしてただけで殺されたなんて許せるものではない。警官になって仇討ちしようにも時効と云う壁が!・・。面白いです。北郷の人柄が周りの刑事達も伝わって良い人の集まりとなっています。一匹狼もいいけれど、周りの助けもあってこその確保。しっかり罪を償って頂きましょう。この作者さん好きになりました(ポッ♪)。 …続きを読む
    はつばあば
    2016年05月21日
    56人がナイス!しています
  • 19年前に発生した事件により恋人の沙織を失い、時効なのも関係なしに犯人を探し求める北郷。刑事としての矜持を持ちつつも、復讐を果たしたいと強く願う北郷の一途な心情が描かれている。途中で公安から横やりを入 19年前に発生した事件により恋人の沙織を失い、時効なのも関係なしに犯人を探し求める北郷。刑事としての矜持を持ちつつも、復讐を果たしたいと強く願う北郷の一途な心情が描かれている。途中で公安から横やりを入れられ、強い圧力がかかるものの、上司や同僚にはそれなりに恵まれているようで、運の良さを感じる。このあたりの摩擦も個人的にはもう少し見てみたかった。事件を追うに従ってヤクザやら中国マフィアやら盛り上がってきたと思いきや、これまでの苦労は何だったのかと思う程事件はあっさり解決し、コンパクトにまとめて幕締め。 …続きを読む
    しょう
    2022年11月27日
    51人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品