• 「ミッキーマウスの憂鬱ふたたび」に里見沙希が出てきて、解説を読んだら「マジシャン」の紹介があったので、本棚から取り出して読んだ(角川文庫の松岡作品を集めた時期があり、ほとんどは本棚に並んでいるが、都合 「ミッキーマウスの憂鬱ふたたび」に里見沙希が出てきて、解説を読んだら「マジシャン」の紹介があったので、本棚から取り出して読んだ(角川文庫の松岡作品を集めた時期があり、ほとんどは本棚に並んでいるが、都合で読んでいないものがかなりある)。大規模詐欺にマジックのトリックが使われているかも、ということで操作をする中で、１５歳の天才マジシャン・里見に出会い、その知識を生かしながら犯人を追っていく。マジックとトリックの関係をうまく生かしながら、なおかつマジシャンの立場も考える、松岡さんの創作の技に感服。 …続きを読む
  ともパパ

  2021年10月10日
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• お金が2倍になるという胡散臭い話から詐欺グループが浮かび上がり、刑事が追跡していくサスペンスものでした。タイトルでも触れている通り、マジックが関わってきました。犯人も最後まで読めなくて面白かったです。 お金が2倍になるという胡散臭い話から詐欺グループが浮かび上がり、刑事が追跡していくサスペンスものでした。タイトルでも触れている通り、マジックが関わってきました。犯人も最後まで読めなくて面白かったです。かなり意外な犯人でした。 …続きを読む
  そのぼん

  2012年09月18日
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• マジックとミステリの融合では自らも奇術師である泡坂妻夫氏が有名だが松岡氏も催眠術師としての経歴あり。前半の詐欺事件部分は盛り上がりに欠けたが後半になってマジシャンとして天性の才能を持つ不思議な15歳の少 マジックとミステリの融合では自らも奇術師である泡坂妻夫氏が有名だが松岡氏も催眠術師としての経歴あり。前半の詐欺事件部分は盛り上がりに欠けたが後半になってマジシャンとして天性の才能を持つ不思議な15歳の少女を中心にストーリーが急展開。著者あとがきによれば「完全版」では旧作を凝縮して短くしたとのこと。おそらく結末に近い説明的部分を削り、わかりやすく且つ余韻の残るかたちにしたのだろう。確かに少女の行く末が気になるなあ。展開に無理はあるが軽く読めてそれなりに面白かった。 …続きを読む
  気狂いピエロ

  2014年10月03日
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