百名山の人 深田久弥伝

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2005年03月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
384
ISBN:
9784043689026
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百名山の人 深田久弥伝

  • 著者 田澤 拓也
  • デザイン 三村 淳
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2005年03月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
384
ISBN:
9784043689026

「日本百名山」はこうして生まれた! 深田久弥の知られざる生涯。

名著『日本百名山』を記した作家・登山家の深田久弥の本格的評伝。深田と妻・八穂との創作の秘密、作家としての挫折、愛憎、貧困など、深田の日常をたんねんに追い、その虚像と実像、知られざる生涯を明らかに! 名著『日本百名山』を記した作家・登山家の深田久弥の本格的評伝。深田と妻・八穂との創作の秘密、作家としての挫折、愛憎、貧困など、深田の日常をたんねんに追い、その虚像と実像、知られざる生涯を明らかに!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「百名山の人 深田久弥伝」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 登ろうとするお山の分しか読んでいない「百名山」ですが深田久弥はどんな人だったのかと関心があり手に取った本。人に歴史ありですが、読後はこの表紙の写真がなんだか納得。宿痾を負った前妻との関係、雨飾山の逸話 登ろうとするお山の分しか読んでいない「百名山」ですが深田久弥はどんな人だったのかと関心があり手に取った本。人に歴史ありですが、読後はこの表紙の写真がなんだか納得。宿痾を負った前妻との関係、雨飾山の逸話でも有名な不倫相手の初恋の人との家庭。お金にも執着せず山岳関連の高価な書籍に変わり、人生の関心はお山、お山。エライもんですが家族は大変だったろうな。いつかは茅ヶ岳へも登りたいと思います。 …続きを読む
    goro@80.7
    2022年01月16日
    60人がナイス!しています
  • 日本の山を訪ね歩き、その風景を抒情的なエッセイに遺し、百名山を選んだ作家、深田久弥。きっと、純朴な山男で、自然を愛し文学を愛する清貧の士だったんだろうなあ・・・とか思いながら読んだら、アレッ、いや、そ 日本の山を訪ね歩き、その風景を抒情的なエッセイに遺し、百名山を選んだ作家、深田久弥。きっと、純朴な山男で、自然を愛し文学を愛する清貧の士だったんだろうなあ・・・とか思いながら読んだら、アレッ、いや、それも間違いじゃないんだけど、なんか意外と、人間的にダメな感じの人だったような・・・? まあ、なんて言うか、無邪気で飄々とした人だったんだろうね。それが受け取る人によって、許せるか許せないかで。たくさんの人から慕われていたことも事実のようだし。まあ、意外な人生で面白かったです☆「百名山」ちゃんと読んでみよー。 …続きを読む
    まきまき
    2016年09月21日
    4人がナイス!しています
  • 本書のタイトル通り「百名山の人」としての認識しかなかったんだよな。戦前は恋愛小説を発表していたとか、その作品が実は前妻の筆になるものをリライトしていただけなんて知らなかったわ。作品と人格は別物。谷潤も 本書のタイトル通り「百名山の人」としての認識しかなかったんだよな。戦前は恋愛小説を発表していたとか、その作品が実は前妻の筆になるものをリライトしていただけなんて知らなかったわ。作品と人格は別物。谷潤もそうだものな。でも、この前妻さんへの行いだけは「ダメな人」だわ。登山家としては素晴らしい人だろうし、紀行文の上手さも『日本百名山』だけで十分に分かる。もしかして、恋い焦がれるように山に魅了されたのは現実逃避の手段だったのかな。 …続きを読む
    sasha
    2017年03月07日
    3人がナイス!しています

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