空と山のあいだ 岩木山遭難・大館鳳鳴高生の五日間

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2003年01月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
208
ISBN:
9784043689019
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空と山のあいだ 岩木山遭難・大館鳳鳴高生の五日間

  • 著者 田澤 拓也
  • デザイン 三村 淳
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2003年01月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
208
ISBN:
9784043689019

大館鳳鳴高校山岳部の生と死を追う、感動のノンフィクション

昭和39年1月、岩木山で高校生5人の遭難事故が起きた。連日の大がかりな捜索にもかかわらず5人の行方はわからなかった。岩木山は標高わずか1600メートルの円錐形の単独峰だ。その時5人に何がおきていたのか 昭和39年1月、岩木山で高校生5人の遭難事故が起きた。連日の大がかりな捜索にもかかわらず5人の行方はわからなかった。岩木山は標高わずか1600メートルの円錐形の単独峰だ。その時5人に何がおきていたのか

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「空と山のあいだ 岩木山遭難・大館鳳鳴高生の五日間」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 昭和39年1月、青森県岩木山で遭難した高校生達。なぜ遭難してしまったのか、どうして捜索が難航してしまったのかを追ったノンフィクション。津軽富士と呼ばれる美しい独立峰。1620メートルなのに…たらればは 昭和39年1月、青森県岩木山で遭難した高校生達。なぜ遭難してしまったのか、どうして捜索が難航してしまったのかを追ったノンフィクション。津軽富士と呼ばれる美しい独立峰。1620メートルなのに…たらればは空しい言葉。人の身に起きる事は自分の身にも起きる事。その場、その時になってどんな判断をするのか生死を分ける決断だな。 …続きを読む
    goro@80.7
    2018年06月06日
    49人がナイス!しています
  • 同じ山でも、夏と冬では全く様相が異なる。当然、ルートも装備も、技術も異なる。どんなに身近に感じている山でも、なめてかかってはいけない。彼らは、学校にも、家族にも詳細を語らず、独断でことを決してしまった 同じ山でも、夏と冬では全く様相が異なる。当然、ルートも装備も、技術も異なる。どんなに身近に感じている山でも、なめてかかってはいけない。彼らは、学校にも、家族にも詳細を語らず、独断でことを決してしまった。言えば誰からも止められたであろうから。それでも、この日ここまでの気象条件でなければ、彼らは何事もなく戻ってきたはずだ。しかし、有事は突然訪れる。それが最悪の形になって表れたのだろう。雪山に何の抵抗もできずに力尽きて行く時、彼らは何か思っていたのだろうか。錯乱する意識はもはや何も考えさせなかったのだろうか。 …続きを読む
    ふたば@気合いは、心を込めて準備中
    2018年01月06日
    6人がナイス!しています
  • 津軽富士と呼ばれ、地元で親しまれている岩木山。難しい山ではなかったのに、昭和39年1月、高校生5人が遭難し、4人が死亡するという痛ましい事故が発生する。唯一の生存者、捜索に当たった山岳会の人々に取材し、事 津軽富士と呼ばれ、地元で親しまれている岩木山。難しい山ではなかったのに、昭和39年1月、高校生5人が遭難し、4人が死亡するという痛ましい事故が発生する。唯一の生存者、捜索に当たった山岳会の人々に取材し、事実を淡々と綴ったノンフィクション。判断ミスも、準備不足も、知識不足も、装備の不足も確かにあった。それでも生死の境を彷徨いながらやっとのことで捜索隊に発見された生徒に向かって「学校は登山を許可していないと言え」と言う教師って…。お互いをかばい合いながら麓を目指してであろう5人の心情を思うと切ない。 …続きを読む
    sasha
    2014年07月06日
    5人がナイス!しています

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