侍たちの海 小説 伊東祐亨

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2004年09月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
352
ISBN:
9784041906163
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侍たちの海 小説 伊東祐亨

  • 著者 中村 彰彦
  • デザイン 菊地 信義
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2004年09月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
352
ISBN:
9784041906163

明治海軍を育て、日清・日露の海戦を勝利に導いた提督の生涯

薩摩藩士として薩英戦争を経験、維新後は初代連合艦隊司令長官として日清戦争で活躍、さらに海軍軍令部長として日露戦争を指揮した提督・伊東祐亨。明治国家の青春とともにあった、波瀾に満ちたその生涯を描く長編。 薩摩藩士として薩英戦争を経験、維新後は初代連合艦隊司令長官として日清戦争で活躍、さらに海軍軍令部長として日露戦争を指揮した提督・伊東祐亨。明治国家の青春とともにあった、波瀾に満ちたその生涯を描く長編。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「侍たちの海 小説 伊東祐亨」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 帝国海軍初代聯合艦隊司令長官として日清戦争を戦い、軍令部長として日露戦争に臨んだ伊東祐亨の伝記。伊東祐亨の通史は初めて読むことができた。改めて明治の勃興期を支えた人々は江戸の延長にあり、歴史は繋がって 帝国海軍初代聯合艦隊司令長官として日清戦争を戦い、軍令部長として日露戦争に臨んだ伊東祐亨の伝記。伊東祐亨の通史は初めて読むことができた。改めて明治の勃興期を支えた人々は江戸の延長にあり、歴史は繋がっているのだと実感する。幕末時代劇そのものである生麦事件、薩英戦争のその場に居合わせた人間が、国際社会の中で列強と「力と国際法」に支配される世界の中で新しい日本を築き上げようとする。時の流れに断絶はなく、歴史とは民族の努力の蓄積なのだと感じながら読む。現代日本史も昭和20年で断絶せしめられてはならない。 …続きを読む
    yamatoshiuruhashi
    2017年01月07日
    12人がナイス!しています
  • 初代連合艦隊司令長官となった、伊東祐亨を描く本作を手にしたのは、ほんのちょっと興味が湧いたから。無論彼の名前は知ってはいたが、2代目東郷長官の陰に隠れた、地味な存在との認識だった。戊辰の役当時、薩の海 初代連合艦隊司令長官となった、伊東祐亨を描く本作を手にしたのは、ほんのちょっと興味が湧いたから。無論彼の名前は知ってはいたが、2代目東郷長官の陰に隠れた、地味な存在との認識だった。戊辰の役当時、薩の海軍として誕生した帝国海軍黎明期、海軍の長者としてより相応しい存在は、素朴で悠揚迫らぬ薩摩隼人、伊東であったと感じる。好敵手、清朝北洋水師の丁汝昌提督との、ともに海軍に生涯を掛けた者同士、肝胆相照らす間柄がひときわ心に染みる。ただ、難解な薩摩弁の読み難さは、上方衆として大いに大いに閉口した次第(笑) …続きを読む
    北之庄
    2016年04月28日
    1人がナイス!しています

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