プラトン書簡集

プラトン書簡集

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1970年04月28日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784043016044
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プラトン書簡集

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1970年04月28日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784043016044

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「プラトン書簡集」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 本書は1944年に刊行されたものを1970年に復刊したものだという。かなり古い訳本だが、プラトンの書簡集のみまとまったもので手に入るものは本書以外に見つからない。しかしプラトンの書簡集は徹底的にプラトン自身が 本書は1944年に刊行されたものを1970年に復刊したものだという。かなり古い訳本だが、プラトンの書簡集のみまとまったもので手に入るものは本書以外に見つからない。しかしプラトンの書簡集は徹底的にプラトン自身が登場しない対話篇とは異なり、プラトンの生の声が直接聞こえてくる稀有な体験ができるのだ。プラトンの実在を感じられるので、もっと新訳が出てきてもよいと思うが。ただ内容は第七書簡以外は面白くはないし、そもそも全体的に真偽問題に晒されている。とはいえ解説も読むと、かなり学者が恣意的に真偽を定めているように思う …続きを読む
    みのくま
    2024年08月19日
    5人がナイス!しています
  • 対話篇とはひと味違う13通の書簡の文章からプラトンの思想や交友関係を眺めることができる。訳注や解説も詳しく、書簡の真偽問題や書簡の背景となるシケリア旅行とシュラクサイの内乱について概観を知ることができる 対話篇とはひと味違う13通の書簡の文章からプラトンの思想や交友関係を眺めることができる。訳注や解説も詳しく、書簡の真偽問題や書簡の背景となるシケリア旅行とシュラクサイの内乱について概観を知ることができる。シケリア内乱の惨状は痛ましく、ディオニュシオス2世以下シュラクサイ人達に対するプラトンの落胆ぶりは同情に値する。しかしそれでも書簡を通じて、宛名人に丁寧に助言をするプラトンの姿は一読に値する。ディオンに対するプラトンの期待は並々ならぬものを感じる。 …続きを読む
    Doederleinia berycoides
    2012年02月25日
    2人がナイス!しています

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