贅沢貧乏のマリア

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1998年10月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
240
ISBN:
9784041717103
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贅沢貧乏のマリア

  • 著者 群 ようこ
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1998年10月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
240
ISBN:
9784041717103

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「贅沢貧乏のマリア」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 大好きな群さんの人物エッセイ。何冊かこのタイプのエッセイを出しているが今回は森鴎外の娘・森茉莉。父親に溺愛され贅沢な少女時代を過ごした茉莉の一生を描いている。この本を読んで改めて森鴎外作品も読みたくな 大好きな群さんの人物エッセイ。何冊かこのタイプのエッセイを出しているが今回は森鴎外の娘・森茉莉。父親に溺愛され贅沢な少女時代を過ごした茉莉の一生を描いている。この本を読んで改めて森鴎外作品も読みたくなったし、茉莉の書いたエッセイも数冊あるので読んでみたく購入した。また、茉莉の兄弟も父親のことを綴った本を出しているので少しづつ読めたらと思う。誰しも贅沢をしたいと思うものだが「精神の贅沢」を捜し、求め続けた茉莉の生涯は学べる所も多く非常に興味深かった。 …続きを読む
    ゆのん
    2017年09月21日
    22人がナイス!しています
  • 群ようこの本を一冊丸ごと読むのは初めてだっだ。自分の話を枕にして綴る森茉莉評伝。群さんのエッセイ話には特に感じるものは無いが、森茉莉を論じている部分は唸らされる。茉莉さんの鼻持ちならない部分や鴎外の悪 群ようこの本を一冊丸ごと読むのは初めてだっだ。自分の話を枕にして綴る森茉莉評伝。群さんのエッセイ話には特に感じるものは無いが、森茉莉を論じている部分は唸らされる。茉莉さんの鼻持ちならない部分や鴎外の悪い部分をきちんと批判しており、持ち上げもせずおとしめもせず、好意を持って現実の森茉莉の姿を書いている。ゴミ屋敷の様な部屋に住んでいた現実を知り、先に読んだ神野薫『森茉莉 贅沢貧乏暮らし』に綺麗な私物写真が無い理由が解った。幸福についていろいろ考えさせられる本だった。面白かった。 …続きを読む
    にぼしいわしそっくりおじさん・寺
    2012年02月03日
    21人がナイス!しています
  • 昭和62年、84歳の森茉莉は安アパートの自室でゴミの山に埋もれて死亡した。明治の文豪・森鴎外の娘として生まれ、結婚、渡仏、離婚など波乱を経て、54歳で作家となり、晩年は貧乏暮らしをした森茉莉。「精神の 昭和62年、84歳の森茉莉は安アパートの自室でゴミの山に埋もれて死亡した。明治の文豪・森鴎外の娘として生まれ、結婚、渡仏、離婚など波乱を経て、54歳で作家となり、晩年は貧乏暮らしをした森茉莉。「精神の贅沢」を求め続けた森茉莉に憧れる著者が、家、結婚、お洒落などから書くエッセイ。 …続きを読む
    緋莢
    2013年07月19日
    11人がナイス!しています

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