晴れ、ときどき殺人

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1984年03月01日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
272
ISBN:
9784041497159

晴れ、ときどき殺人

  • 著者 赤川 次郎
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1984年03月01日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
272
ISBN:
9784041497159

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「晴れ、ときどき殺人」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 〔再読〕実際にはカドカワ・ノベルズで持っている、渡辺典子主演作品シリーズ。財閥当主の浪子が、一人娘の加奈子(渡辺典子)に手紙を残して急死する。手紙には「自分はかつて嘘の証言で、無実の人を死においやった。 〔再読〕実際にはカドカワ・ノベルズで持っている、渡辺典子主演作品シリーズ。財閥当主の浪子が、一人娘の加奈子(渡辺典子)に手紙を残して急死する。手紙には「自分はかつて嘘の証言で、無実の人を死においやった。だが、最近身近な人の中に真犯人がいると知った」という、衝撃的な言葉が書かれていたのだ。本作は物語は勿論、設定がたいへん面白い。加奈子の自宅豪邸の居間一場面だけで展開し、正に舞台劇を観ている感覚になる。大変な制約の中、会話の巧みさで入り乱れる人の心理、サスペンス感を見事に表現している傑作ミステリだと思います。 …続きを読む
    セウテス
    2017年06月17日
    62人がナイス!しています
  • これがなかなか面白い。まず一つの部屋だけでの出来事と言うのが中々で、場面が展開せず舞台劇のように話が展開するのは見事。「セーラー服と機関銃」同様、映画は見たけれど原作は読んでいなかったという感じであっ これがなかなか面白い。まず一つの部屋だけでの出来事と言うのが中々で、場面が展開せず舞台劇のように話が展開するのは見事。「セーラー服と機関銃」同様、映画は見たけれど原作は読んでいなかったという感じであったが、この小説は映画よりはるかに優れている。というか、映画酷過ぎたなあ…今まで読んだ赤川作品の中ではミステリーとしてはナンバー1だと思います(そう多く読んではいないけど) …続きを読む
    GaGa
    2012年08月31日
    49人がナイス!しています
  • (☆☆☆)亡くなった母親からの手紙には過去にうその証言をして人を死なせたことがあるとの告白があった。そして犯人がわかったとされていたが最後のページだけがなぜかない。母親の葬儀中に起こる殺人事件、そして殺 (☆☆☆)亡くなった母親からの手紙には過去にうその証言をして人を死なせたことがあるとの告白があった。そして犯人がわかったとされていたが最後のページだけがなぜかない。母親の葬儀中に起こる殺人事件、そして殺人容疑で手配されている男性が家に侵入してきて・・。テンポ良く進むので読みやすい。 …続きを読む
    くらげ@
    2012年07月15日
    10人がナイス!しています

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著者紹介

赤川 次郎(あかがわ・じろう)

一九四八年、福岡県生まれ。七六年、「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。作品が映画・ドラマ化されるなど、続々とベストセラーを刊行。「三毛猫ホームズ」シリーズ、「鼠」シリーズ他、『セーラー服と機関銃』『ふたり』など著書多数。二〇〇六年、第9回日本ミステリー文学大賞、一六年『東京零年』で第50回吉川英治文学賞を受賞。

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