人間の証明

人間の証明

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1977年03月09日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
465
ISBN:
9784041365199
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人間の証明

  • 著者 森村 誠一
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1977年03月09日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
465
ISBN:
9784041365199

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「人間の証明」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 「母さん…僕のあの帽子どうしたでしょうね?夏…碓氷から霧積へ行く道で、渓谷に落としたあの麦わら帽子ですよ」のCM…一世風靡した昭和のベストセラー。吐き気が出そうな人間性のカケラも感じられない…犯罪手口。ナイ 「母さん…僕のあの帽子どうしたでしょうね?夏…碓氷から霧積へ行く道で、渓谷に落としたあの麦わら帽子ですよ」のCM…一世風靡した昭和のベストセラー。吐き気が出そうな人間性のカケラも感じられない…犯罪手口。ナイフで刺され高層ホテルのエレベーターで死んだ黒人。「ストウハ」と「キスミー」と聞こえた言葉。現場に残された汚い熊のぬいぐるみ。クライマックスは、奥底に眠る人間性に賭けた…主人公刑事の覚悟。ネタバレは…数行で書かれた終戦直後の酷い出来事が全て。だって…その現場にいた全員がこの小説のキーマンになっているオチ …続きを読む
    納間田 圭
    2022年04月03日
    155人がナイス!しています
  • ある黒人が日本で殺害され、一見それにかかわらないように見えたいくつかの物語が徐々に徐々に絡みだし、最後にすべてを白日の下にされしていく展開は本当に手に汗握るものでした。特に最終章のヘイワードと棟居との ある黒人が日本で殺害され、一見それにかかわらないように見えたいくつかの物語が徐々に徐々に絡みだし、最後にすべてを白日の下にされしていく展開は本当に手に汗握るものでした。特に最終章のヘイワードと棟居との縁には虚を突かれました。そして発展を遂げる日本の象徴のようなダムの湖底に沈む運命の集落や人里離れた温泉場の人情味あふれる情景、それに対比するように貧富の差や差別にさらされて人心が荒れ果ててしまったニューヨークの惨状などの描写の巧みさに舌を巻くばかりです。 …続きを読む
    まさきち
    2016年09月25日
    76人がナイス!しています
  • 【1976_角川小説賞】【1985版_東西ミステリーベスト100_85位】1977年読了。棟居弘一良刑事、初登場作品。角川映画のコピー『母さん、僕のあの帽子どうしたでせうね。ええ、夏、碓氷から霧積へ行くみちで渓谷へ落とし 【1976_角川小説賞】【1985版_東西ミステリーベスト100_85位】1977年読了。棟居弘一良刑事、初登場作品。角川映画のコピー『母さん、僕のあの帽子どうしたでせうね。ええ、夏、碓氷から霧積へ行くみちで渓谷へ落としたあの麦藁帽ですよ…』は西條八十の詩集『帽子』より。ジョー山中の主題歌も有名。読了したのは今から36年前。当時、やたらと感動した記憶あり。 ─── Mama,Do you remember the old straw hat you gave to me. …続きを読む
    背番号10@せばてん。
    1977年12月07日
    22人がナイス!しています

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