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掲載開始日 2019年11月21日

”読みたい本ランキング第1位” 須賀しのぶ待望の最新作『荒城に白百合ありて』11月21日発売! 冒頭80頁、5日連続試し読み企画スタート!




株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松原眞樹)は、いま最も注目を集める作家、須賀しのぶ氏の最新作『荒城に白百合ありて』(https://www.kadokawa.co.jp/product/321903000385/)を11月21日(木)に発売いたしました。
本作は発売前より大きな反響をいただき、「読書メーター」“読みたい本ランキング”単行本部門で第1位を獲得いたしました。※集計期間:月間(2019/10/18~2019/11/17)日間・週間(2019/10/31~2019/11/6) 
さらに、文芸WEBマガジン「カドブン」にて、本日11月21日(木)より11月25日(月)まで計5日間連続、冒頭80頁の試し読み企画をスタートいたします。

◆文芸WEBマガジン「カドブン」
サイトURL:https://kadobun.jp/
試し読み第1回:https://kadobun.jp/trial/kojoshirayuri/2r5f81jbx9yc.html

須賀氏からコメントも到着!
「完璧」な仮面を被り続ける少女と彼女の本質を唯一見破った青年との、十年以上に渡る愛憎の軌跡、ぜひともご堪能ください。



【著者情報】
「図書館と県民のつどい 埼玉2019」記念講演
日程:2019年12月15日(日)
時間:10時10分~
場所:桶川市民ホール・さいたま文学館
お申し込み方法など詳細:http://www.sailib.com/tudoi2019/



『荒城に白百合ありて』について




燃える会津を、女は駆けた。
最期の望みを叶えるために。

薩摩藩士の岡元伊織は昌平坂学問所で学ぶ秀才であったが、攘夷に沸く学友のように新たな世への期待を抱ききれずにいた。そんな中、伊織は安政の大地震の際に、燃え盛る江戸の町をひとりさまよい歩く、美しい少女を見つけた。あやかしのような彼女は聞いた。「このくには、終わるの?」と。伊織は悟った。「彼女は自分と同じこの世に馴染めぬいきものである」と。それが、伊織の運命を揺るがす青垣鏡子という女との出会いであった。魂から惹かれあう二人だが、幕末という「世界の終わり」は着実に近づいていて――
激動の時代に出逢いし二人の、悲劇の幕が、いま開く。

◆書誌情報
【発売予定】2019年11月21日(木)★電子書籍同日配信予定
【定価】本体1,700円+税
【頁数】368
【体裁】四六判上製
【装丁】高柳雅人
【装画】遠田志帆
【ISBN】9784041084335
【発行】株式会社KADOKAWA
【初出】「文芸カドカワ」2018年12月号~2019年8月号「カドブンノベル」2019年9月号~10月号
★情報ページ https://www.kadokawa.co.jp/product/321903000385/


著者について




1972年、埼玉県生まれ。上智大学文学部史学科卒業。94年「惑星童話」でコバルト・ノベル大賞の読者大賞を受賞しデビュー。2010年、『神の棘』が各種ミステリーランキングで上位にランクインし、話題となる。13年『芙蓉千里』『北の舞姫 芙蓉千里II』『永遠の曠野 芙蓉千里III』で第12回センス・オブ・ジェンダー賞大賞、16年『革命前夜』で第18回大藪春彦賞、17年『また、桜の国で』で第4回高校生直木賞を受賞。
その他の著書に『紺碧の果てを見よ』『くれなゐの紐』『帝冠の恋』の他、野球を題材にした『ゲームセットにはまだ早い』『雲は湧き、光あふれて』『エースナンバー』『夏は終わらない』『夏の祈りは』『夏空白花』がある。