予言のけもの

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2026年08月04日
判型:
四六判
ページ数:
200
ISBN:
9784049721386

予言のけもの

  • 著者 尾八原 ジュージ
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2026年08月04日
判型:
四六判
ページ数:
200
ISBN:
9784049721386

この手紙を読み終えなかったら、あなたは死ぬかもしれない

1945年。長良由布子は、大学ノートに密かに綴られた、自分あての異様なほど長い手紙を受け取った。
差出人の少女が暮らす「守ノ関村」は、戦時下とは思えないほど不自然に豊かな、たくさんの牛が住む土地で、周囲からは「旅人を殺して埋めている」「住民はみな化け物だ」とひどく恐れられていた。手紙の少女は由布子に「必ず最後まで読んで」と執拗に懇願する。そこには、予言にまつわる村の凄惨な因果だけでなく、現実の由布子を待ち受ける恐ろしい運命が隠されていた……。
1945年。長良由布子は、大学ノートに密かに綴られた、自分あての異様なほど長い手紙を受け取った。
差出人の少女が暮らす「守ノ関村」は、戦時下とは思えないほど不自然に豊かな、たくさんの牛が住む土地で、周囲からは「旅人を殺して埋めている」「住民はみな化け物だ」とひどく恐れられていた。手紙の少女は由布子に「必ず最後まで読んで」と執拗に懇願する。そこには、予言にまつわる村の凄惨な因果だけでなく、現実の由布子を待ち受ける恐ろしい運命が隠されていた……。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「予言のけもの」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • とても面白かった!尾八原さんの作品は、これまでの2冊もとても面白かったけれど、今回は第二次世界大戦中の裕福な家の少女が語り手ということで、どこか古めかしい雰囲気が私の好みに合っていて、これまでで一番好 とても面白かった!尾八原さんの作品は、これまでの2冊もとても面白かったけれど、今回は第二次世界大戦中の裕福な家の少女が語り手ということで、どこか古めかしい雰囲気が私の好みに合っていて、これまでで一番好きな作品だった。少女が語る数々の恐ろしい話もどれも面白く、そして何より、少女の正体が気になって、結末までぐいぐい引っ張られるように一気に読んでしまった。 …続きを読む
    ぽすこ
    2026年08月16日
    8人がナイス!しています
  • 主人公の語りがひたすら何ページも続いてどこに着地するか分からずハラハラしながら読み進める。じわじわ不穏ではあるものの半分ぐらいまでは怖くない。でもこういう昔語りはオチがつかない方が自然と言えばそうか。 主人公の語りがひたすら何ページも続いてどこに着地するか分からずハラハラしながら読み進める。じわじわ不穏ではあるものの半分ぐらいまでは怖くない。でもこういう昔語りはオチがつかない方が自然と言えばそうか。ただホラー読みとしてはどこかモヤモヤしながら読み進めて行って100ページ過ぎた辺りから村の正体が明らかになっていって気持ち悪さを感じ始める。オチのない話はすべて伏線だったんですね。最終的に剥製を持って暮らす人達が一番怖くない?本当にオチがついた時は怖いというより物悲しさとほっこりが来るエンド。 …続きを読む
    蝶子
    2026年08月06日
    4人がナイス!しています
  • とてつもなく面白い。近年、増産傾向にあるホラーでも群を抜く傑作のように思う。著者のノンシリーズでタイトルを見た瞬間に怪談好きなら「あぁ件の話ね」と鼻白むかもだが題と粗筋と書形から受ける印象がチグハグで とてつもなく面白い。近年、増産傾向にあるホラーでも群を抜く傑作のように思う。著者のノンシリーズでタイトルを見た瞬間に怪談好きなら「あぁ件の話ね」と鼻白むかもだが題と粗筋と書形から受ける印象がチグハグで気になり購読した。全編、少女の徒然なる書簡で構成される小説だが細かく「少女が地元で見聞きした怪談」が挟み込まれており最後まで読みむと全てが統合される形を取る。これはネタバレではなく現在、流行している〈震源が浮かび上がる怪談〉への返歌のような形式に感じた。件にまつわる諸々の要素が無理なく混在している。脱帽した。 …続きを読む
    okiaki
    2026年08月15日
    3人がナイス!しています

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