信長時代の羽柴秀吉

信長時代の羽柴秀吉

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

購入する
試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2026年08月07日
判型:
四六判
ページ数:
264
ISBN:
9784044900113

信長時代の羽柴秀吉

  • 著者 黒田 基樹
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2026年08月07日
判型:
四六判
ページ数:
264
ISBN:
9784044900113

信長が「比類無し」と讃えた男。560通の文書から読み解く筑前守の実像。

天下人の原点ともいえる「信長家臣」時代の羽柴秀吉の動向を、約560通の発給文書を含む膨大な一次史料から描く、本格的評伝。軍事に特化した従来の研究とは一線を画し、京都統治や領国支配で見せた政治的実力を実証的に浮き彫りにする。「播磨時代の秀吉に実子がいた」という衝撃の事実、家臣団形成の裏側、冷徹な外交工作――。はじめて明かされる知見も満載。伝説に隠されてきた「軍師」の虚像を、最新の研究成果により刷新する。 天下人の原点ともいえる「信長家臣」時代の羽柴秀吉の動向を、約560通の発給文書を含む膨大な一次史料から描く、本格的評伝。軍事に特化した従来の研究とは一線を画し、京都統治や領国支配で見せた政治的実力を実証的に浮き彫りにする。「播磨時代の秀吉に実子がいた」という衝撃の事実、家臣団形成の裏側、冷徹な外交工作――。はじめて明かされる知見も満載。伝説に隠されてきた「軍師」の虚像を、最新の研究成果により刷新する。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

  • ニコニコカドカワ祭り2026

もくじ

はじめに

第一章 信長の有力側近家臣になる

第一節 秀吉の出自ときょうだい
父・妙雲院殿/弥右衛門と筑阿弥の関係/父の中村での階層/秀吉の母天瑞寺殿/姉・瑞竜院殿/秀吉・秀長の誕生/妹・南明院殿〈旭(朝日)〉/旭と徳川家康の結婚

第二節 織田家有力家臣への出世
秀吉の織田家仕官までの動向/奉公人から信長の直臣へ/秀吉の初見史料/「太閤記」「祖父物語」にみえる動向/信長の有力側近としての動向/秀長の織田家家臣化

第三節 秀吉ときょうだいの結婚
秀吉の妻・高台院(浅野寧々)/秀長の妻・慈雲院殿と嫡男・与一郎/姉婿・建性院常閑(長尾吉房)/姉・瑞竜院殿と常閑の子供たち/旭の前夫・副田甚兵衛尉(吉成)

第二章 信長の家老になる

信長の上洛と箕作城攻めに参加/京都統治の開始/永禄十二年前半の活動/但馬・伊勢への出陣/越前金ヶ崎の退き口/近江横山城の城将になる/元亀元年十一月・十二月の動向/元亀二年前半の動向/京都での寺社領押領/元亀三年前半の動向/虎御前山砦の守将に転任/足利義昭を追放する/木下苗字から羽柴苗字に改称/小谷城攻略に功をあげる/長浜領の領国統治者になる/「さりとてはの者」/長浜城の築城開始/与力樋口直房の追討/長浜領統治の本格化

第三章 中国攻め司令官になる

筑前守に任官/長浜城に移る/秀吉別妻・南殿と嫡男石松丸秀勝/秀吉養女・ごうとその父・前田利家/加賀から無断で帰陣する/中国攻め担当を命じられる/それ以降の長浜領統治/播磨・但馬の経略/信長から乙御前の釜を拝領する/三木別所長治の離叛/上月城救援の失敗/筑前守の名乗りを停止する/小寺孝高が荒木村重に拘束される/三木城攻めの本格化/秀吉の別妻「大田」と嫡男「太郎」

第四章 「筑前守殿御分国」の形成

備前宇喜多家・伯耆南条家を調略する/三木城の攻略/播磨・但馬の再経略/因幡に進軍/「数か国比類無し」と評価される/伯耆南条家への支援/因幡山名家の離叛/新たな養嗣子・次秀勝について/信長の西国出陣の準備にあたる/但馬七美郡小代谷一揆の平定/鳥取城攻めの開始/鳥取城を攻略/淡路を経略する/備中攻めの進軍を開始/備中の経略をすすめる/信長の中国出陣が決定

第五章 初期の秀吉家臣団

第一節 秀吉の与力・家臣の検出
「竹生島奉加帳」にみえる与力・家臣/発給文書にみえる与力・家臣/発給文書を残している与力・家臣

第二節 主要な与力・家臣の動向
津田卜真斎信貞/杉原家次/浅野長吉/蜂須賀正勝/竹中重治/黒田孝高

主要参考文献

「信長時代の羽柴秀吉」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 織田家の一武将時代に的を絞る、というありそうでなかった秀吉論。戦国大名の家臣の活動を再現したモデルケースとしても読める。戦だけでなく、行政や外交に求められる手腕。馬廻衆も単なる親衛隊ではなく、文書の発 織田家の一武将時代に的を絞る、というありそうでなかった秀吉論。戦国大名の家臣の活動を再現したモデルケースとしても読める。戦だけでなく、行政や外交に求められる手腕。馬廻衆も単なる親衛隊ではなく、文書の発給や殿様への取り次ぎなどいろんな仕事ができなくちゃならない。浅井攻めに従軍しつつ、京都の行政にまで責任を持たされる(陣中で書状をやり取り)。転戦また転戦で、長浜城主でありながらほとんど城にいない… …続きを読む
    Toska
    2026年10月28日
    6人がナイス!しています
  • 信長の家臣時代の羽柴秀吉の経歴を詳細に分析している。通読して思ったのが『私たちはいかに羽柴秀吉について知らなかったか』『私たちが知る羽柴秀吉はいかに歪められているか』です。こうやって一次史料をみると『 信長の家臣時代の羽柴秀吉の経歴を詳細に分析している。通読して思ったのが『私たちはいかに羽柴秀吉について知らなかったか』『私たちが知る羽柴秀吉はいかに歪められているか』です。こうやって一次史料をみると『知略に秀でた羽柴秀吉』と言う私たちの先入観が歪められていたかがよくわかる。特に『子どもがいなかった羽柴秀吉』ということが何がしかの理由で誤って伝えられているということも。 …続きを読む
    オルレアンの聖たぬき
    2026年10月03日
    2人がナイス!しています
  • 発給文書や手紙など出来るだけ同時代の史料を使い、信長の部下としての秀吉の地位や領地・役割を特定していく。一つ一つの時代、内容、人物などを上げていくのだが、どう言う意味があるのかもう少し肉付けして欲しい 発給文書や手紙など出来るだけ同時代の史料を使い、信長の部下としての秀吉の地位や領地・役割を特定していく。一つ一つの時代、内容、人物などを上げていくのだが、どう言う意味があるのかもう少し肉付けして欲しい気持ちもある。が、そうするととんでもない分量になるし、ほぼ同種の宛先だけ違うものも多いので必要ないのだろう。秀吉が功績をあげて、どんどん出世して権限を拡大し、領地を拡大しているのがわかる。足軽から織田家筆頭家老に匹敵する存在となっている。各地を転戦しながら信長の領国支配も同時にこなす。本当に有能だったのだな。 …続きを読む
    wang
    2026年10月20日
    1人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品