馬と人の古代史

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2026年01月09日
判型:
四六判
ページ数:
246
ISBN:
9784047037489

馬と人の古代史

  • 著者 若狭 徹
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2026年01月09日
判型:
四六判
ページ数:
246
ISBN:
9784047037489

日本を変えた動力革命。馬がもたらした古代社会の大転換

古墳時代に始まった馬の導入は、日本の歴史の中でも有数の動力革命であった。渡来人を通じて国策化された馬生産は畿内から全国に広がった。火山灰に埋もれた牧の遺構、古代官道を利用した駅伝制の運用などを検証し、軍事・農耕・荷役・情報伝達・祭祀での役割を通して、馬が古代国家の形成と生活と心性に与えた影響を解説。考古学の成果を中心に、文献史学・動物考古学・分析科学を統合し、馬と人が織りなした古代史を捉え直す。 古墳時代に始まった馬の導入は、日本の歴史の中でも有数の動力革命であった。渡来人を通じて国策化された馬生産は畿内から全国に広がった。火山灰に埋もれた牧の遺構、古代官道を利用した駅伝制の運用などを検証し、軍事・農耕・荷役・情報伝達・祭祀での役割を通して、馬が古代国家の形成と生活と心性に与えた影響を解説。考古学の成果を中心に、文献史学・動物考古学・分析科学を統合し、馬と人が織りなした古代史を捉え直す。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

はじめに

第1章 馬はどのように受け入れられたか
1 馬形埴輪をみる
2 馬生産の始まり
3 畿内の馬生産
4 馬生産を支えた信濃
5 上毛野の馬生産
6 西国の馬生産の開始
7 古代文献にみる馬の導入

第2章 馬生産と馬利用の実像
1 古墳時代の牧の実態
2 馬の搬送ルート
3 古代の役所と馬制度
4 官道の整備と馬

《コラム 馬具の研究》

第3章 古代馬の実像
1 動物考古学から分かる古代馬
2 働く古代の馬
3 エミシの馬
4 馬に関わる祭祀と祈り

おわりに
参考文献

「馬と人の古代史」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 古墳時代に日本列島へ導入された馬が、古代国家の形成にどれほど大きな役割を果たしたか、考古学の最前線から描き出す1冊。日本に本格的に馬が入ってきた背景として高句麗との戦いや渡来人の影響があって、馬は単な 古墳時代に日本列島へ導入された馬が、古代国家の形成にどれほど大きな役割を果たしたか、考古学の最前線から描き出す1冊。日本に本格的に馬が入ってきた背景として高句麗との戦いや渡来人の影響があって、馬は単なる乗り物ではなく、軍事力の象徴として古墳に馬具が副葬され、国策レベルの生産体制が築かれていく過程を解説していて、信濃や上野を中心とした東国の牧場遺構、榛名山噴火で埋もれた遺跡、古代官道を通じた駅伝制の運用など、馬が軍事だけでなく農耕・荷役・情報伝達、祭祀まで様々な用途で幅広く関わっていたことを実感できました。 …続きを読む
    よっち
    2026年03月03日
    29人がナイス!しています
  • 大陸から渡来人を通して馬が輸入され、雄略天皇、継体天皇、天武天皇といったキーパーソンが軍事力の源泉としていった様子や、長野県や群馬県が馬の放牧地として栄えた様子など、興味深い事実が掘り起こされる。『英 大陸から渡来人を通して馬が輸入され、雄略天皇、継体天皇、天武天皇といったキーパーソンが軍事力の源泉としていった様子や、長野県や群馬県が馬の放牧地として栄えた様子など、興味深い事実が掘り起こされる。『英雄たちの選択』に出演していた著者の、日本の古代史における古墳と馬に関する論考があまりにも面白かったので手に取った。考えてみれば、自動車が走り出す以前の時代は、確かに馬力が交通や軍事力、農業の発展を大きく左右したことは当然のこと。しかし本書を読むまで考えもしなかった。 …続きを読む
    Emkay
    2026年06月04日
    14人がナイス!しています
  • 確かに初めて馬を見た古代人の衝撃は相当なものだったんだろう。 確かに初めて馬を見た古代人の衝撃は相当なものだったんだろう。
    ウォーカージョン
    2026年07月17日
    2人がナイス!しています

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