主君押込 城なき殿の闘い

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2023年09月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
336
ISBN:
9784041140949
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主君押込 城なき殿の闘い

  • 著者 辻井 南青紀
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2023年09月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
336
ISBN:
9784041140949

城を失った主君と家臣。その驚くべき逆転劇とは? 書き下ろし長篇時代小説

飯山藩の郡方・大竹五郎左衛門は、筆頭家老の田辺斎宮より発せられた元旦の一斉不出仕令に戸惑いを隠せずにいた。主君・本多重元と、藩政の実権を握る田辺との軋轢が限界にまで来ていたのだ。重元は、元旦に直仕置を発布し、重臣を入れ替えるという。だが、大竹らを待ち構えていたのは、恐るべき惨劇だった。田辺たちに押込を宣言され、斬殺される仲間。さらに重元も、幽閉されてしまうが──。注目の気鋭による書き下ろし。
飯山藩の郡方・大竹五郎左衛門は、筆頭家老の田辺斎宮より発せられた元旦の一斉不出仕令に戸惑いを隠せずにいた。主君・本多重元と、藩政の実権を握る田辺との軋轢が限界にまで来ていたのだ。重元は、元旦に直仕置を発布し、重臣を入れ替えるという。だが、大竹らを待ち構えていたのは、恐るべき惨劇だった。田辺たちに押込を宣言され、斬殺される仲間。さらに重元も、幽閉されてしまうが──。注目の気鋭による書き下ろし。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

目 次


第一章 押込

第二章 脱出

第三章 骨を拾う者

第四章 堂島米相場

第五章 米買上令

第六章 決闘

第七章 訣別

「主君押込 城なき殿の闘い」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 東京創元社の桂島さんと杉江松恋さんがオススメしていたので間違いないだろうと読んでみたら、いや〜ほんとに素晴らしく良かった。藩主を監禁するという主君押込。いわばクーデターであるそれに遭った藩主と、それに 東京創元社の桂島さんと杉江松恋さんがオススメしていたので間違いないだろうと読んでみたら、いや〜ほんとに素晴らしく良かった。藩主を監禁するという主君押込。いわばクーデターであるそれに遭った藩主と、それに従う1人の侍。大坂から再起を賭ける手段とは……。とにもかくにも登場人物の造形と、スピーディな展開がすごい。落丁があったんじゃないかと疑うぐらいの速さで進むストーリーに一気に引き込まれた。大坂で物語は思わぬ展開に。難しい商人の駆け引きなんかも単純化して分かりやすく書かれていていい。ラストは哀しくも清冽。お見事。 …続きを読む
    harukawani
    2023年10月15日
    6人がナイス!しています
  • ○山中ゲリラ戦⇒堂島帳合米取引 ○山中ゲリラ戦⇒堂島帳合米取引
    6
    2023年12月21日
    0人がナイス!しています

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