小説 兜町

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2022年09月21日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
448
ISBN:
9784041130117
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小説 兜町

  • 著者 清水 一行
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2022年09月21日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
448
ISBN:
9784041130117

波乱の相場を生き抜いた経済小説の先駆者。清水一行不朽のデビュー作!

魚のブローカーから一転して興業証券へ再入社する。37歳の山鹿悌司の転身は、「兜町最後の相場師」へのスタートとなった。入社から2年後、株式市況の悪いなか、新設された投資信託販売特別班長の1人に山鹿は抜擢された。まったくの素人にもかかわらず、独自の発想と勘で金融機関から大口の注文を集めた山鹿は、たちまち兜町で頭角をあらわしていく――。相場を生き抜いた男の、波乱万丈の半生を描いた経済小説の金字塔!
魚のブローカーから一転して興業証券へ再入社する。37歳の山鹿悌司の転身は、「兜町最後の相場師」へのスタートとなった。入社から2年後、株式市況の悪いなか、新設された投資信託販売特別班長の1人に山鹿は抜擢された。まったくの素人にもかかわらず、独自の発想と勘で金融機関から大口の注文を集めた山鹿は、たちまち兜町で頭角をあらわしていく――。相場を生き抜いた男の、波乱万丈の半生を描いた経済小説の金字塔!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

第一章 スターリン暴落
第二章 神武相場
第三章 岩戸相場
第四章 撤収作戦
第五章 凋 落
解説 佐高信

「小説 兜町」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 残念ながら読んだのは埼玉福祉会刊の大活字本シリーズ1997年(H9)刊でした。原本は1966年(S41)の発行、舞台は1958年(S33)~1961年(S36)の岩戸景気の前後の仕手戦である。ダウは4~500円からの上昇期、主人公は 残念ながら読んだのは埼玉福祉会刊の大活字本シリーズ1997年(H9)刊でした。原本は1966年(S41)の発行、舞台は1958年(S33)~1961年(S36)の岩戸景気の前後の仕手戦である。ダウは4~500円からの上昇期、主人公は山鹿悌司(モデルはいるらしい)で成程パワフルだ。女千佐子も苦しく二人の行く末も悩ましい。腐れ左翼の西沢は哀れだ。証券業界に登場する諸々の人物も中々にヴィヴィッドだった。新NISAも今年1月に始まり、ダウも終値で36、000円を超えた(1/22)、隔世の感満載でした。 …続きを読む
    田山河雄
    2024年01月23日
    2人がナイス!しています
  • ★★★★ たまたま何で経済小説の第一人者と知って、新刊で売っていた本書を購入。面白くて夢中で読んでしまった。今の株式相場を彷彿させる箇所もあり、やはり、歴史は繰り返すのか、と感じた。 ★★★★ たまたま何で経済小説の第一人者と知って、新刊で売っていた本書を購入。面白くて夢中で読んでしまった。今の株式相場を彷彿させる箇所もあり、やはり、歴史は繰り返すのか、と感じた。
    kinghaya
    2023年02月24日
    1人がナイス!しています
  • 昭和36年発表の作品とは思えない現代にも通じる株の魔力を余すところなく伝える作品。 昭和36年発表の作品とは思えない現代にも通じる株の魔力を余すところなく伝える作品。
    minu tanu
    2022年10月12日
    1人がナイス!しています

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