• 朱野 帰子、三作目です。真っ暗な部屋でのギャル達の暴露話かと思いきや、現代女性の闇、少しホラーな連作短編集でした。オススメは、『鏡の男』＆著者版鉄輪の『藁人形』＆『帰り道』の３本です。 朱野 帰子、三作目です。真っ暗な部屋でのギャル達の暴露話かと思いきや、現代女性の闇、少しホラーな連作短編集でした。オススメは、『鏡の男』＆著者版鉄輪の『藁人形』＆『帰り道』の３本です。
  starbro

  2019年05月26日
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• 女性が感じる不条理さや不平等な感覚を、結婚、仕事、恋愛、出産、思春期といった切り口で描いた短篇集。ひとつひとつ独立した物語だけれど、「今までの自分は死んだと思え」というような表現が、怨念のように何度も 女性が感じる不条理さや不平等な感覚を、結婚、仕事、恋愛、出産、思春期といった切り口で描いた短篇集。ひとつひとつ独立した物語だけれど、「今までの自分は死んだと思え」というような表現が、怨念のように何度も何度も出てきて、朱野帰子さん、あなたに一体何が・・・！って、物語に関係ないところが気になり過ぎて。でもまぁ確かに、女の世界というか、感情が複雑だったり、求められる役割も多いし、やっぱりまだ男女平等とは言い切れないところもあるし。私も女だから分かる感情もあるけれど、その前にデリカシーのある人間でいたいと思った。 …続きを読む
  風眠

  2019年03月31日
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• ポップなタイトルに可愛い装丁。でも中身はゾワッとする短編集。「花嫁衣装」に共感し「子育て幽霊」にホロリとさせられ「帰り道」ではなぜか、千と千尋の神隠しを思い出した。その他にもイラッとしたりちょっと引い ポップなタイトルに可愛い装丁。でも中身はゾワッとする短編集。「花嫁衣装」に共感し「子育て幽霊」にホロリとさせられ「帰り道」ではなぜか、千と千尋の神隠しを思い出した。その他にもイラッとしたりちょっと引いたり… どれも不気味な話だけど、テイストがちょっとずつ違う。女子って何度も生まれ変わって強くなるのかな。 …続きを読む
  ごみごみ

  2019年05月04日
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