くらやみガールズトーク

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2022年02月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
224
ISBN:
9784041114353
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くらやみガールズトーク

  • 著者 朱野 帰子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2022年02月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
224
ISBN:
9784041114353

「わたし、定時で帰ります。」で話題騒然の著者が放つ女性たちへの応援歌。

なんだろ? この不平等感! そろそろ口に出してもいいんじゃない? 『わたし、定時で帰ります。』の著者が放つ、女子たちの本音満載の物語。例えば――。
女性には”もやもや”がつきものだ。たとえば何回か来る人生の通過儀礼。結婚では夫の名前になり、旧姓は消えてしまう。義理のお母さんから孫を早く生んでと言われる。けれど嫁だから、夫の実家をたてて、自分の本当の気持ちはしまい込む……。最初はちょっとだけのがまんのはずが……。出産、親の痴ほう、失恋、引っ越しなど、人生は常に変わっていく。大小問わず、ふいに訪れる人生の節目で、これまで築いてきた人間関係は変わってしまう。どうして、女性ばかりがそれらを全部背負わなきゃいけないの。普段、人に言えずしまい込んでいる嫌な気持ちを、見つめ、解放してくれる物語の数々。くらやみから聞こえてくるのは――女子たちの本音。私たちはもう一度、生まれ変わる。解放される。自分のために!すべての戦う女性たちのための応援歌!
なんだろ? この不平等感! そろそろ口に出してもいいんじゃない? 『わたし、定時で帰ります。』の著者が放つ、女子たちの本音満載の物語。例えば――。
女性には”もやもや”がつきものだ。たとえば何回か来る人生の通過儀礼。結婚では夫の名前になり、旧姓は消えてしまう。義理のお母さんから孫を早く生んでと言われる。けれど嫁だから、夫の実家をたてて、自分の本当の気持ちはしまい込む……。最初はちょっとだけのがまんのはずが……。出産、親の痴ほう、失恋、引っ越しなど、人生は常に変わっていく。大小問わず、ふいに訪れる人生の節目で、これまで築いてきた人間関係は変わってしまう。どうして、女性ばかりがそれらを全部背負わなきゃいけないの。普段、人に言えずしまい込んでいる嫌な気持ちを、見つめ、解放してくれる物語の数々。くらやみから聞こえてくるのは――女子たちの本音。私たちはもう一度、生まれ変わる。解放される。自分のために!すべての戦う女性たちのための応援歌!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

目 次
鏡の男
花嫁衣装
ガールズトーク
藁人形
獣の夜
子育て幽霊
変わるために死にゆくあなたへ
帰り道
解説  三宅香帆

「くらやみガールズトーク」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • タールの様に、漆黒でどろっと粘る様な女性たちの暗黒面。それを描いた短編8話。ただ内から湧き上がるで無く外環境。周りの人に影響を受けてます。自分ではどうしょうもない事もありましたが、そんな人間関係ならさ タールの様に、漆黒でどろっと粘る様な女性たちの暗黒面。それを描いた短編8話。ただ内から湧き上がるで無く外環境。周りの人に影響を受けてます。自分ではどうしょうもない事もありましたが、そんな人間関係ならさっさと縁を切って、環境を再整理した方が良く思うのですけど。女性らしいと言うか、その影響下から逃れられない様でね。自分を殺しちゃうのね。辛い。2話目の『花嫁衣装』って話がね、主人公はじめ、誰の名前も出てこなくてね。それが異様な空気感も更に齎している様でした。ラストの『帰り道』はなんか不思議。そう言う事なのかな? …続きを読む
    mae.dat
    2022年12月19日
    240人がナイス!しています
  • 『日本の花嫁衣装が白なのは、一度死んで、婚家の人間として生まれ変わるという意味がある』。そんな言葉の先に『結婚前の私はもういなくて…』という思いに囚われていく主人公の『私』。そんな作品では”女子たちの本 『日本の花嫁衣装が白なのは、一度死んで、婚家の人間として生まれ変わるという意味がある』。そんな言葉の先に『結婚前の私はもういなくて…』という思いに囚われていく主人公の『私』。そんな作品では”女子たちの本音満載の物語”が”怪談”の中に描かれていました。男性と女性の視点を絶妙に対比させながら同じ事象がどう違うかを見せてもくれるこの作品。『藁人形』など”怪談”らしく背筋をゾクっとさせられる短編も折挟まれたこの作品。思った以上に様々な場面を描く一気読み必至の物語展開に、ハマる人にはベタハマりな作品だと思いました。 …続きを読む
    さてさて
    2022年12月19日
    157人がナイス!しています
  • 『わたし、定時で帰ります。』の朱野帰子さんだからてっきり痛快なガールズトークが読めるんだと思ったら…ホラーだった〰️。オドロオドロしいホラーじゃなく、人間のいや女性の内面的な暗い部分?怖い部分かな比喩的 『わたし、定時で帰ります。』の朱野帰子さんだからてっきり痛快なガールズトークが読めるんだと思ったら…ホラーだった〰️。オドロオドロしいホラーじゃなく、人間のいや女性の内面的な暗い部分?怖い部分かな比喩的な表現が多いからどうとっていいのかなからないとこもあったけどこれは独身女性が読むと結婚したくなくなるような話だった。八つの短編の中で「花嫁衣装」と「藁人形」が好み。結婚、妊娠、子育て…。みんな自分を一度殺しながら生きて行くことらしい。こわーい。 …続きを読む
    azukin2
    2022年09月29日
    39人がナイス!しています

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