• 夢枕貘は、新作中心に読んでいる作家です。超長編『大菩薩峠』は読んだことはありませんが、著者の想いが伝わりました。新撰組と机竜之助の剣豪青春譚楽しめましたが、残念ながら著者のあとがきの方が面白かったです 夢枕貘は、新作中心に読んでいる作家です。超長編『大菩薩峠』は読んだことはありませんが、著者の想いが伝わりました。新撰組と机竜之助の剣豪青春譚楽しめましたが、残念ながら著者のあとがきの方が面白かったです。いつか大菩薩峠全二十巻読めるかなぁ。 …続きを読む
  starbro

  2017年01月02日
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• 『大菩薩峠』は未読なのでウィキ先生で予習、意外と序盤は原作に忠実。２段組み５００ページ強、一癖も二癖もある剣豪たちが工夫と修練重ねた刃交える時、斬られる恐怖と共に感じる震えるほどの愉悦。まだ武州日野宿 『大菩薩峠』は未読なのでウィキ先生で予習、意外と序盤は原作に忠実。２段組み５００ページ強、一癖も二癖もある剣豪たちが工夫と修練重ねた刃交える時、斬られる恐怖と共に感じる震えるほどの愉悦。まだ武州日野宿時代・辻斬り探索絡みで近藤勇の試衛館代表となり、御岳山奉納試合に出場決めた若きバラガキ・土方歳三。剣の才より獣じみた野生の本能で生き残る、煩悩も男臭さも愛嬌も満載の漢。途中の闘いも楽しめたが、やはり奉納試合。土方歳三VS巽十三郎が獣同士の闘いなら、机竜之介VS宇津木文之丞は見てくれの 良い幽鬼と外道の闘い→続 …続きを読む
  文庫フリーク＠灯れ松明の火

  2017年12月05日
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• 刀で闘うという行為そのものが命を落としたり人体を損なったりの恐ろしいことである、という前提をまずきっちり押さえた上で続々と剣士が登場。ある種の狂気すら漂う各人の描写があり次々と決闘場面が叩き込まれるの 刀で闘うという行為そのものが命を落としたり人体を損なったりの恐ろしいことである、という前提をまずきっちり押さえた上で続々と剣士が登場。ある種の狂気すら漂う各人の描写があり次々と決闘場面が叩き込まれるので殺気が凄まじい。一冊の本としては分厚いが、見せ場が多いしエピソードも面白く特に終盤の求心力はなかなかで一気に読ませる。むしろコンパクトにまとまっていると言えるし、かといって不足も無し。チャンバラ小説が読みたい、と思って読んでみたらこれはチャンバラとは別のもの。夢枕獏流の堂々たる「剣豪小説」だった。 …続きを読む
  海猫

  2017年06月15日
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